風月庵だより

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老老介護 病院の食事は……

2017-12-25 08:25:34 | Weblog

12月25日(月)晴

昨日は雨が降ったようです。5日に入院した母ですが、病院の食事は「マズイ」というので、主治医の先生にお願いして、14日から食事を届けています。毎晩、夕食のときに持参した食事と、病院の食事を選んで食べてもらっています。

食欲が出てきましたので、どうもまだ大丈夫なようですが、やはり極端に衰えてきました。「一日中寝ていて飽きない?」と聞きますと、「楽」と言います。なんとか一歩でも二歩でも歩かせようとしますが、全く歩く意思はなくなりました。以前は寝たきりになることを極端に畏れていて、自分から進んで歩行器を使いながら家の中を歩いていました。

買い物にに出かけようとすると、よくついて来たがった母ですが、全くその面影もない、と言ったところです。入院したての頃は「寝てばかりで退屈じゃない?」と聞きますと、「仕方が無い」と答えていましたが、この頃は「楽」になりました。

トイレ介助も、「これを押せばすぐ来てくれるから」と言って安心しています。私がいるときに介助することが多いですが、私独りでは、ベッドに母を戻せなくなりました。もう少し私に力があれば、お寺につれて帰れるのですが、前に脱水症状で入院したときは、病院にいては全く歩けなくなると思い、3日くらいで連れて帰ってきましたが、その時はちょっと介助すればよかったのですが、今回は圧迫骨折を起こしてしまったことが残念なことでした。ショートスティーに預けたところの介護士さんが、ベッドに戻すときに投げるように戻したそうで、圧迫骨折を起こしてしまったのです。

その介護士さんも投げたくはなかったとおもいますが、力が足りなかったのと、ベッドに戻すときのコツをよく知らなかったのではないかと今は思っています。まず、ベッドに一度腰掛けさせて、横にさせて、体勢を整えてから背中を抱くように寝せれば、投げ出さなくてもよかったであろうと、推測しています。

いずれにしましても、夕食の介助と体をもんだりして帰ってくると、非常に疲れを感じています。母の生命力の強さとつきあうには、私もなんとか自己体力を鍛えなくてはなりません。頑張りましょう。

(「そこで寝てると楽なの?」とでも話しているのでしょうか、ルナとミーちゃんとチロ)