風月庵だより

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月は守られるのか

2009-11-16 20:17:55 | Weblog
11月16日(月)晴れ【月は守られるのか】(月の写真はあまりないので古い写真ですが)

一昨日、ひょっと耳に入ってきたニュース、「月には9リットルの水があることがわかりました」というようなニュースでした。水があったということは、その水を利用して、月にしばらく滞在しようという計画にとって朗報でしょうが、これは危ないことではなかろうか、と私は思いました。

月には核融合を起こすのに役立つ物質があり、それを持ってくることが、月に滞在する目的ではないかということも、ある日、科学者が言っていたのを耳にしまして、すぐにインターネットでその記事が無いか調べたのですが、分かりませんでした。

6月19日(日本時間)に、NASAから衛星エルクロス(LCROSS)が打ち上げられ、10月9日にはエルクロスの月面衝突実験が行われました。当初クレーター「カベウスA」という地点に衝突させる予定でしたが、「カベウス」に衝突地点を変更したそうです。

カベウスAやカベウスが存在するのは、月の南極だそうで、かなりの確率で水素が豊富に存在していると考えられているそうです。そして、今回予想通り9(90だったかもしれません)リットルの水が存在していたことが判明したのです。

月面衝突実験のニュースと、月から核融合に必要な物質を掘り出してくるのが目的だろうというコメントが結びついて、私は心配していたのです。月は守られるのだろうか、ということを。そして月から、なんらかの物質を地球に持ち帰ることによって、月と地球のバランスは崩れるのではないだろうか、ということを心配していました。

一昨日の、水があったというニュースによって、さらに心配が増しています。科学が進歩し過ぎて、自滅していくのではないかということを心配しています。

なんと私はどうしようもないことを心配している人間でしょう。心配症の地球人、ここにあり、です。

《心配症の私を癒してくれるルナです。》


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2 コメント

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Unknown (うさじい)
2009-11-18 18:01:38
月から何か持ってくるとしたら、レアメタルとか言われるものでしょうか?

何か持って来るにしても、経費がかかりすぎて実現はしないのではないかと。

まさに「杞憂」では。

話は本題から外れますが、中国が今世界中のレアメタルの会社を買い取っているとのこと。
レアメタルの会社と言うのは、赤字経営の会社が多く、中国の買収計画に積極的なのだそうです。

世界中のかなりの量のレアメタルが中国の手中に落ちるのは、そう遠い未来の話ではなさそうです。

また本題と外れますが、オバマ大統領の中国での発言「チベットは中国の領土の一部である」。
その真意がどうでもあっても、許されざる発言ですが、マスコミは余り反応していないようです。それで良いのか!日本のマスコミ!
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うさじいさんへ (風月)
2009-11-19 12:42:17
たしかに経費がかかりすぎるでしょうが、なにか成果がないと、なんでこんなことやってるのか、とどこかの仕分け人の方々に、バッサリとなってしまうからではないかしら。

中国の動きもさることながら、オバマさん、そんなこと言っては駄目ですよ、ね。米国経済を立て直す為に必死なのでしょうが。

湯水の如く、お金を使い、イラクやベトナムやあちこちに爆弾を落としていたツケが回っているいたり、一部の会社や人びとが儲けていた皺寄せが今来ているのでしょうけれど、チベットまで売ってしまっては駄目ですね。
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