㋀29日(水)晴れ【終末期医療を止めよう】
今朝、友人のご葬儀に参列してきました。真言宗の檀家さんでしたので、ご住職の素晴らしい声明に掌を合わせつつ、彼女の冥福を祈らせていただきました。
しかし、最後のお別れで御花入れに参加させていただいたとき、「お母さんの顔は全く変わっています」と娘さんに言われて、お棺の中の友人の顔を見た時、(どうしたの、この顔は)とびっくりしてしまいました。
ほっそりとした可愛らしいお顔の女性でしたが、それこそ風船のように膨らんでしまったお顔で、全く別人のようなお顔になってしまっていました。
娘さんが言われるには、心不全で倒れて以来、話も全くできない状態で意識もなく、10日の間、何回か危篤状態になったのだそうだそうです。
その間、お小水がでないので人工透析、輸血、心臓を活性化させる点滴、など等の医療を施されてしまい、顔がどんどん膨らんでしまったのだそうです。
あきらかに死期が迫っている人に、意味のない終末期の医療を施す必要があるのでしょうか。
私は自分の母を病院ではなく、母の自室で看取りまして、一切の管はつながないで、あの世に送ることができました。元気な時に延命治療はいらないということを、便箋に一枚書いておいてもらいました。日付けと印鑑は大事です。
皆さん、あきらかに死期が迫って、あの世に帰るときは、「延命治療はのぞみません」の一筆を書いておかれてはいかがですか。私もそうします。
あの世に帰って、六年前に帰っている仲の良かったご主人に会っているかもしれません。そのお顔は治療される前の可愛いお顔に戻っていると思います。冥福を祈っています。