風月庵だより

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腰を抜かしたルナの話

2009-11-22 22:02:19 | Weblog
11月22日(日)曇り【腰を抜かしたルナの話】(古い写真ですが、雪の下が咲いていた頃)

先日、ふと、横を見ましたら、ルナが腰を抜かして、ワナワナとしていました。私はびっくりして「ルナどうしたの」と思わず抱きかかえました。ふと見ますと、なんと、大が一つ、猫のトイレから床にはみ出ていました。

きっと、「あ、粗相をしちゃった、どうしよう」とワナワナしたのではないでしょうか。「ルナちゃん、大丈夫よ」と、私がすぐにその大をトイレに入れてあげたら、ルナは安心したように元に戻りました。

猫にこのような面があることに、私は感心してしまいました。習性とは言え、たいしたものだと思いました。今でもその時の光景を思い出します。用をたすときから見ていましたら、もう少し、他のことも分かったかもしれませんが、きっと大をした後、砂をかけていて勢いあまって、ぽーんと出てしまったのでしょう。私が見たのはルナが腰を抜かして後ずさりした姿でした。

猫も「恥を知る」のではないでしょうか。人間も何か恥じるような事をしたときは、「恥を知らねば」と思います。

話しが飛躍して恐縮ですが、このところ道元禅師の『正法眼蔵随聞記』を読んでいますが、出家者として守るべき道があちこちに示されています。人間として、出家者として如何に生きるべきか、細やかな教えが示されています。あらためて学んでいます。いつかまたログに書く機会があれば書かせていただきます。

今日はルナの話で恐縮ですが。

寒くなりましたので、風邪にはお気をつけください。私も実は27日に、私にとっては、大役がありますので、風邪を引けない、と気を引き締めています。あと5日、風邪など引きませんように。

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2 コメント

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変? (うさじい)
2009-11-24 07:47:40
スルメでも食べた話かと思いましたら違いましたね。

姉の家にいた猫は、そのようなことが無かったので、恐らく個体差があるのでしょう。

猫が恥を知ると言うことですが、動物達は「死」ということを知っていると思われますか?

実は、先日このことに思い当たりました「死」と言うことを知らないのであれば、死に対する恐怖は無いはずです。

その場合には、死や輪廻と言うことを前提にした「倫理観」は無いのでしょう。
もともと、動物に倫理観を求めるほうがおかしいのでしょうけれど。

そんなことを考えました。
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うさじいさんへ (風月)
2009-11-24 12:23:19
本当にこんな事があるのかと私も感心しました。トイレから出てしまっている大の方向を見て、ワナワナとし、腰を抜かしていました。こんな時、カメラがあったとしても、ルナのほうを大丈夫かと抱きかかえるでしょう。

ルナの習性でしょうか。

さて、猫に死の自覚があるかどうか、今のところ全くわかりませんが、犬のジェリーが死んだ直後、私を呼んだとしか思えない経験をしましたので、はたしてどうでしょうか。

猫の死はその時が来るのは辛いですが、はたして?
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