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永平寺拝登

2017-04-28 11:09:39 | Weblog

4月28日(金)晴れ【永平寺拝登】

一昨日・昨日とご本山に拝登してきました。昨年のこの時期は、私自身が焼香師というお役をいただいていましたので、心静かに道元禅師様にもご挨拶しきれなかったように思います。今年は当事者ではありませんので、ゆったりとかつあまり気を使いすぎずに、お参りすることができました。ご本山で胸いっぱいに吸ってきたこの澄んだ空気は、何時も胸にあります。

しかし、一年前のこの日から、この一年、いろいろなことがありました。「時」に生かされているということを、痛感いたしました。

今でも乗り越えなくてはならない問題はありますが、いかにしたら気持ちよく生きていかれるか、すがすがしく生きていかれるか、そのためには「いいや、いいや」「エヘラ、エヘラ」ではダメなこともあると思っています。痛みを伴う決断もしなくてはならないと思っています。

乗り越えなくてはならない問題をとおして、いかなる判断をして生き抜いていくかということが、自分自身という命を任されて生きていく上での試金石だと思います。

皆様の日々はいかがでしょうか。どうぞ、痛みを伴っても悔いの無い日送りをなさってくださいますよう。

 

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2 コメント

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永平寺拝登に寄せて (玄林菴)
2017-04-29 12:13:55
こんにちは!!!

ご本山に行って居られた由…。
あの!…、凛とした… 幽境…
私も遥か云十年も以前に
永平寺へ家族で旅行した
思い出が有ります。

日々の喧騒渦巻く生活の
中で…、時には…、洗心の
一時も好いもんですねぇ~…。

     玄林菴より
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玄林菴さんへ (風月)
2017-04-29 17:39:32
お山には静謐な空気が流れています。その中の人間模様は、一切関係なく、遥か道元禅師様の息吹に触れようというそれぞれの思いが大事だと思っています。
人間のいるところ、どこでも何かあるのが必定(仏教では必ず成仏すると定まることが必定の意味と辞典にはあります)。

私も住職として、かなり厳しい選択をいつも迫られています。一介の雲水に10年後には(生きていたらの話)なりたいと思いますが、今はこの職を全うしたいと思っています。
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