風月庵だより

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お寺を支える仲間たち

2021-11-01 21:57:18 | Weblog

11月1日(月)晴れのち曇り【お寺を支える仲間たち】

昨日、薩摩芋とリンゴをストーブで焼いて食べましたが、二人の「仲間」と一緒に楽しみました。お二人は墓所の周りにいろいろなお花を植えたり、草取りなどを、ボランティアでしてくださっているご夫婦です。昨日はヤマブキの苗を50本ほど植えてくださいました。来年が楽しみです。

今年の初めから、花の手入れや種まきや植え付けをしてくださる数人のボランティアの方に恵まれています。元警察官だった方もいます。私の働きだけでは、なかなか手が回りませんので、とても有難いです。

また、私が「こんなことをしたいのだが」と、言いますと、いつでも「俺がやるよ」といってやっていてくれた岩田さんがあの世に帰ってしまったのですが、金剛組の方々と縁ができまして、なんでも相談しますと、すぐに対応をしてくださいます。金剛組といいますと当寺のような小さい規模のお寺には、相手にして頂くのに恐れ多いのではと、思っていましたが、本当にご親切に細かい仕事も引き受けてくださいます。これはあの世で岩田さんが心配して結んでくださったご縁ではないかと、なんでもよいように受け取っています。

また、保護猫や保護犬の譲渡会を、お寺の駐車場で一年に一度開いているメンバーの紹介で、手伝いに来てくれている人がいます。特に猫の餌を買ってくるのが重くて大変なのですが、そのお手伝いをしてくださったり、竹林の整理や、山林の片付けなど、7年以上も時々手伝ってくださっている人もいます。

他にも海外で建設機械を営業していて定年退職した方など、竹林の管理や草の管理に来てくださっている方もいます。

とても一人ではお寺の管理はしきれませんが、いつの間にか多くの方々の応援に囲まれています。

他にも二人の女性がいつも何かというと助けてくださっています。母の最期も一緒に看取ってくださいました。

人間は一人では生きられませんね。皆さんも多くの方の助けを頂いて、人間としての日々を送られているのではないでしょうか。

生きていくうえで「仲間」は、大切な宝物ですね。

付記:ところで、この私も、お寺を支える仲間の一人です。私自身この認識が大事であると思っています。

付記:忘れてならない仲間がいました。石材店の社長です。とても良い石材店があるというので、住所だけを聞いて、やっと車で辿り着けたのがその石材店のお店でした。今から7年前のことです。それ以来、合同供養塔も建てることができ、全く見捨てられていたような歴代住職のお墓も改葬しなおすことができました。

(来年が楽しみなヤマブキの植え付けです。)

 



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