9月3日(晴れ)【明治大学応援団 女性団長】
本日、ご葬儀の方は、明治大学在学中、部活は応援団だったそうです。
この方は、檀家さんではないので、ご葬儀は承らないのですが、ご遺族の方の願いが強く、勤めさせて頂くことになりました。
なぜ檀家さんでないと受けないかといいますと、一つには、幽明境をことにする大事な儀式ですが、故人を全く私が知らなくては、心をこめ、さらに責任を持って、あの世にお送りすることが難しいのでは、と思っているのです。
私自身は、真面目に別次元の界はあると信じているのです。真偽のほどはわかりません。そう信じていますので、いい加減なことはできないと思っています。
二つには、もし、他のお寺の檀家さんであったら、そのお寺に申し訳ないから、慎重にしないと後で問題が生じてはいけないということです。意外とお家の宗派も、どこにお墓があるかも知らない人さえ、ご遺族の方にはいますので。
この度は、お墓は霊園であり、菩提寺はなく、廃寺になったと聞きましたのと、ご遺族の方のたってのお願いがありましたので、お引き受けしたのです。
そこで、題名の本題に入りますが、インターネットで検索しましたところ、明治大学の応援団は100年の歴史を持つ、応援団です。私の興味を引いたのは、その応援団の現在の団長さんが、女性だということです。
中藤有里さんという方だそうです。
某大学の馬術部の部長さんも女性ですが、応援団の団長とは、やはり多少の驚きと、素晴らしい、と思わずにはおれません。女性だからといってことさらに褒めるのは、かえって差別だと言われそうですが、他のクラブならいざ知らず、応援団ですよ。
団長として、エールの先導を勤める、スタンドでの、凛々しい応援風景もユーチューブで見てみました。
声が素晴らしい!
益々のご活躍を祈る次第です。
(今日ご葬儀を勤めさせて頂いた方は、私と一年違いの方ですので、六大学の応援で、神宮球場の同じ場にいたかもしれない、と思った次第です。生前を存じ上げませんでしたが、いろいろと考え、職歴などをインターネットで調べられることは調べ、引導法語を作らせていただき、お送りさせていただきました。旅路にエールを送らせて頂きましょうー実は誰もまだ来られないとき、私、エールを送りました。)