6月28日(水)晴れ、蒸し暑い【恐竜時代】
昨日は、あるところで講義を頼まれまして、勤めてきました。お聞きくださる方々と一緒に学ぶという感じです。
あらためて恐竜時代を、思い起こしています。この地球上に恐竜が闊歩していた時代が実際にあったということが、私には本当に興味があります。
恐竜が生きていた同じこの地球上で、人類である私たちが、ああだ、こうだ、仏教だ、キリスト教だ、イスラム教だ、無宗教だ、女性だ、男性だ、LGBTQだ、猫だ、蟻だ、烏だ諸々、戦争だ、資本主義、共産主義(という仮面を被った独裁主義)云々、ああだ、こうだ、やっているとつくづく思うのです。
僧侶としての学びも、恐竜が生息していたこの同じ地面の上で、今は勤めている、という面白さを感じています。
さて、恐竜が活躍?していた時代は、今から2億年前から6600万年前くらいと言われています。中生代のジュラ紀から白亜紀にかけてです。
この地球上にスピノサウルスやティラノサウルス、トリケラプトス、イグアノドン、プテラドン、など等、千種類以上発掘されているでしょうか。
北海道のむかわ町では、カムイサウルス ジャポニカ(通称むかわ竜)の骨がほぼ8割以上発見発掘されています。むかわ竜は8メートルくらいだそうです。北大の小林快次教授たちのグループが発掘なさったそうですが、そのとき、実に胸躍りワクワクしたことでしょう。
因みにサウルスはトカゲ、トプスは角、ドンは歯を意味する言葉だそうです。
恐竜の絶滅は、おそらく6550万年前のメキシコ、ユカタン半島に巨大隕石(直径10~12㎞)が落下したことによるだろうと言われています。
現代の人間らしい生物が現れたのは、1万年前くらい(クロマニヨン人は4万年前くらい)
こんなことを考えますと、人間を万物の霊長などと言っていますが、たしかに、大したものとも言えますが、それほどたいしたものでもないのではないでしょうか。
恐竜が絶滅したように、人類も絶滅するときがあるでしょう。それまでの間、ちょっと地球で遊ばせてもらいましょう。一緒に学んだりしてみましょう、という目で私は、実はいつも諸々学んだり、楽しんでいます。
ということで、昨日は、ともに修行の皆様と学ばせていただきました、一応講師としまして。
しかし、今日は蒸し暑いですね。こういうときこそ、水を飲みましょう。熱中症にご注意。
(当寺の猫たち、恐竜ほど大きかったら、こわいでしょうね。)