この夏、阿蘇高千穂で一緒だった仲間を誘い合わせ奥多摩に行くことになった。11月21日土曜日10時、青梅線の奥多摩駅で待ち合わせてから3人で歩き始める。コースは「奥多摩むかし道」、奥多摩湖(小河内ダム)から流れる多摩川に沿って、上流に向かって歩く旧青梅街道である(約10km)。 この街道は甲州街道とは別に、江戸と甲州を結ぶ甲州裏街道ともいわれ、江戸時代は重要な生活道路だったようである。
駅を出て約10分、今の青梅街道を離れ山道に入る。フラットな道やなだらかな登り道、木々に囲まれ落ち葉を踏みしめて歩くと、昔の街道もこんな様子だったのだろうと想像できる。我々3人はそれぞれに歩くスピードも体力も違っている。先に行く者が途中で待って、追いつてきたら一休みしてからそろってスタート、3人は着いたり離れたりしながら、自分のペースで歩んでいく。小春日和の奥多摩むかし道、人も少なく晩秋を楽しむのには最高である。
JR青梅線 奥多摩駅
奥多摩むかし道は多摩川に沿って、今の青梅街道と平行している
青梅街道を離れて山道に入る
小河内線のトンネル
小河内線は廃線ではなく休止線
ダムの建設用資材輸送用に東京都水道局が敷説・管理した貨物線
小河内線の鉄橋
下は今の青梅街道
多摩川
ゆず
しだらく橋
橋は3人以上で渡るなと書いてある
多摩川
ここで昼食
遠くに小河内ダムが見える
奥多摩湖(小河内ダム)