60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

日光街道(2)北千住~草加

2018年11月02日 08時32分13秒 | 散歩(8)
  今日は北千住から草加まで歩く。東海道の品川宿、中山道の板橋宿、甲州街道の内藤新宿、そして奥州・日光街道の千住宿。これらを合わせて「江戸四宿」というが、千住宿の規模は頭一つ抜け南北3kmもあった。宿場に加えやっちゃ場もある流通の町でもあっので、その賑わいは想像が付く。しかし戦後の整備の遅れからか、昔ながらの町割りで細い路地が縦横にあり、雑然とした雰囲気の町でもある。その分人間臭く面白い街の一つでもあるようにも思える。
 
    
 
                  東武線北千住駅 西口
 
           
 
          西口を降りて南側は細い路地が入り組んで迷路のよう
 
             
                    金蔵寺
      閻魔大王を本尊とする。千住七不思議の一つに、この寺の閻魔大王が
         娘に変身し、毎夜そばを食べに出かけたという話がある。
 
              
 
                 家と家の隙間、これも道           
 
    
 
                       勝専寺
               江戸時代は徳川家の御殿が設けられ、
            2代将軍秀忠、3代家光、4代家綱が訪れた。
 
           
 
               旧日光街道の宿場町通り商店街         
 
    
 
                      本町公園
            タコのすべり台があるから「タコ公園」と呼ばれる             
 
    
 
         手前が千住絵馬屋、反対が伝馬屋敷と呼ばれた横山家
 
    
 
                   長屋門が残る名倉医院
        江戸時代から続く整形外科医院。骨つぎといえば名倉といわれ、
         駕籠や大八車で運ばれる骨折患者が後を絶たなかったという。
 
              
 
                 ここが日光街道と下妻道の分岐
 
           
 
                     千住新橋
 
    
 
                      荒川
 
           
 
           
 
    
 
           明王院の参道入り口に石不動堂と地蔵尊が立つ
 
           
 
                       明王院
 
    
 
        平安末期に源頼朝の叔父にあたる源義広が祈願所として創建、
       江戸時代に京都の清閑寺から弘法大師の感得不動明王をいただき、
       朱塗りの本堂に祀ったことから、地元では「赤不動」と呼ばれている。          
 
    
 
           
 
                    東武線梅島駅
 
           
 
                1000円でベロベロに酔える店
 
           
 
                 朝9時からお酒の飲める店           
 
           
 
    
 
                   国土安穏寺 仁王門           
             将軍秀忠、家光が鷹狩りの休息で訪れている。
     その後、徳川家の祈願所と位牌安置所になり、葵紋の使用が許された。
 
    
 
                     広い境内
 
             
 
                      10月桜
 
       
        
 
        
 
                     島根鷲神社
 
    
 
 足立区唯一の郷土神楽「島根神代神楽」が正月や11月の酉の市などで奉納される
 
    
 
                       炎天寺
    江戸時代の俳人小林一茶が「蝉なくや 六月村の 炎天寺」と読んだ古刹。
       寺の近くで「やせ蛙 まけるな一茶 ここにあり」が詠まれている。         
 
    
 
    
 
              境内の池には蛙相撲の銅像が見られる
 
               
 
           
 
                     小林一茶の句
 
              
 
                      益田橋跡
 かつて千住と草加の中間に位置する石造りの益田橋があり、旅人の目安になった。
 
           
 
    
 
                      毛長川
 
           
 
                 川を境に埼玉県草加市に入る
 
           
 
                    瀬崎浅間神社
 
    
 
                      冨士塚
 
    
 
               重さを刻んだ力石が5つ残されている
                昔はこれで力比べをしたのだろう
        最大は53貫、1貫は3.75kgだから53貫は198.75kg
 
         
 
                     火あぶり地蔵尊
      伝説によると、富豪の家で働く孝行娘が母の看病のため休暇を願い出る。
      しかし願いは叶わず、追い詰められた娘は屋敷に火を付けてしまう。
  幸いボヤで済むが、娘は火あぶりにされ哀れに感じた村人が地蔵尊を安置したという。
 
           
 
              街道沿いに草加せんべいの店が多い
 
           
 
    
 
                    Y字路を左に
 
    
 
                     草加市役所
              市役所の前に浅古家の地蔵尊がある
 
           
 
                      駅前通り
 
    
 
                    東武線草加駅
  
 
 
       草加せんべいを作る人         草加せんべいを食べる人