2月のドコモの携帯の請求書は9028円であった。この請求内訳の中で最大のものがクロッシーパケ・ホーダイ(7ギガ)の定額料で5700円を占めている。電話はあまり使わないから、これを除けば安くなる。しかしスマホの最大の利点は携帯でインターネット接続が出来ることにある。通勤時のインターネットラジオ、メール、検索や各種アプリの接続、そして最大の使用目的は休日の外出先でのタブレット接続のためのテザリング(スマホと外部機器の接続方法)である。時に制限の7ギガを超し、急にスピードが落ちたこともある。したがってスマホの条件はできるだけデーター量の多いことが望ましい。
今のスマホに変えてすでに2年以上を経過し、電池持ちも悪くなり操作感覚も悪くなった。そろそろ買い換えようと思って、ドコモショップに新規の契約内容を確認しに行く。しかし新しいプランはどれもカケホウダイで、7ギガのデーター通信を付けると9000円を超してしまう。しかもドコモは今「25歳以下なら毎月6ギガもらえる」などと宣伝して、若年層の取り込みに必死である。新規のジュニアには優しいが、長年(16年7ヶ月)ドコモを使い続けたシニアには厳しい。「この不文律不公平感、これは乗り換えるしかないだろう!」、そう思って家電量販店を回り、何処が自分の条件に合うのか検討を始めた。
色んなショップを回ってそれぞれの特徴を聞いて回った。安い携帯とルーターの2台持ちは、データー通信は満足できるが結局は高くつく。SIMフリーは通信料が安いのは良いが、トラブルの時など全て電話対応という不便さがネックである。色々検討した結果、今TVで宣伝している「ワイモバイル」にすることにした。以下今までとの条件比較である。
ドコモ 契約 ドコモ⇔ドコモは掛け放題、 データ通信7ギガまで
料金 約9000円前後/月
Yモバイル 電話10分X300回/月(全ての固定電話と携帯に対し定額)
データ通信 7ギガ+7ギガ(2年間だけ)=14ギガ
料金 1年目 2678円+保険745円=3423円/月
2年目 3758円+保険745円=4503円/月である。
※機種代は一括払い。(一括払いだと販売店によって10%のポイントが付く)
※これで計算すると条件が良くなった上に、2年間で12万円も得することになる。
※但し機種は最新の物ではなく、外国製や国内製品でも1年前のものが多い。
「ではなぜ安くなるのか?」、そのあたりも気になるのでショップ何箇所かを回って確認した。以下その理由である。
①、キャリア3社(ドコモ、au、ソフトバンク)は今まで全国にアンテナを立て膨大な設備投資をしてきた。それに対して後発のYモバイルはその通信網(ソフトバンク)を借りるから初期投資がいらない。
②、キャリア3社は全国津々浦々にショップを開設し、その人件費も多大である。しかしYモバイルはショップ(100店)を持つがキャリア3社に比べ圧倒的に少ない。
③、今キャリア3社のシェア争いが激しい。Yモバイルはソフトバンクの子会社であるから、この条件が適応されるのはドコモとauからの乗り換えに限られる。たぶんYモバイルはドコモとauからシェアーを奪う特命を帯びているのだろう。最近auも子会社で「UQモバイル」としてYモバイルと同じようなスタイルの販売を始めている。
そんなこんなが安くなる要因のように思われる。
16年以上もドコモを使っていたから、乗り換えるにはいくばくかの離れがたさがあった。しかし変える動機になったのは価格だけではなく、ドコモショップの体制に嫌気がさしていたのもある。平日でも30分は待たせられる。土日であれば60分や90分はざらである。しかも自分の順番が来て設定を変えてもらうのに、いちいち本人確認から始まって、最後に書類にマーカーで注意事項をなぞってしつこいほど確認する。いかにも当方にミスはありませんと言わんばかりである。初心者が多くなって、それなりのトラブルも増えるから、ショップで身構えた対応になるのはわかる。しかしあまりにもマニュアルに沿った対応は反発を覚えてしまう。先日(平日)ドコモショップで残ったポイントでSDカードを買うのに30分待たされ、さらにSDカードを受け取るまで確認確認で30分、合計で1時間も掛かった。こんな体制だから待ち時間が長くなるのである。
Yモバイルに変えて、アプリの再設定やアドレスの変更通知も大体終了した。変更することで失った情報も多いが、反対に新機種を使うワクワク感もある。早く慣れようと根気を詰めての作業、ボケ防止には良いように思える。2年後今回の条件が切れるとき、また自分の条件に合った会社に乗り換えるのも有りだと思う。なぜならスマホはただの通信手段、何処の会社にも義理は無い。何処と契約しようが安くて便利であればそれで良いと思うからである。
「攻撃的」、「イライラ」、自分ではあまり自覚はありませんが、歳を取ってくると短気で怒りっぽくなってくるのでしょう。それは将来への目標が定まらず、柔軟性を失っているからかもしれませんね。
アンさん
長門市と言えば仙崎蒲鉾、昔帰郷の折には下関の駅で大量に藤光の蒲鉾を買って帰っていました。あとは子供の頃両親に秋芳洞へ連れて行ってもらい、帰りに湯本温泉に泊った記憶があります。今両親も他界し親戚もいなくなり、帰る機会もなくなってきました。しかし一度は金子みすずの故郷長門市と、萩と津和野までの山陰の旅をしてみたいと思っています。
60歳からの眼差し
先ずは 山口県下関市のご出身の方で 私は長門市の
出身なんです 今は 西宮市に住んでいます
これまでの ブログを拝読させて頂きました
共感するところや 何故かほっとさせられる文章が多く
ファンになりました 毎週金曜日に投稿されるのですね
これからも 楽しみにしています
マニュアル化というより、自己防衛なのだと思います。昨今の日本人は思考停止人間がほとんどですから(自分も含めて)ね。