Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

三重・奈良県境、三峰山

2012年11月30日 | 山歩き

11月26日(月)  三峰山    天気=雨


11:36ゆりわれコース登山口→ 12:25~32三峰山→ 12:59ゆりわれコース登山口


 昨日我が家を出発し、伊勢神宮にお参りした後、国道166号沿いの道の駅「飯高駅」で車中泊、今朝は車の屋根を叩く雨音で目覚めた。天気予報が見事に当って朝から雨となり、いっこうに止む気配がない。三峰山は登山口から山頂までピストンだけなら標高差500m程、3時間半もあれば充分なので、「登らないか。?」と妻を誘ったが、道の駅で待つと妻は言う。仕方なく私一人で登山口へ向う。
 国道166号から登山口へ向う林道は10キロほどあるだろうか。全線舗装されているが、前年の台風による大雨被害で所々壊れた箇所もあり、この雨で再び壊れないかと不安な思いでハンドルを握る。




 
ゆりわれコース登山口



 立派な案内標識があるゆりわれコース登山口に着くと、路肩の空きスペースに車を停め、下着の上に雨具を着込んで出発する。しばらくは植林帯のジグザグを繰返す道が続く。行動時間を短縮しようと急ぎ足になるが、雨具で身体が蒸れて中々ペースがあがらない。稜線間近になると丈の低い植林帯を脱し、時折展望を得るようになってきた。しかし雨雲の中に墨絵のような景色がチラッと見えるだけだ。




 
三峰山への登山道




 
登山道からの展望



 やがて低い樹林に囲まれた小さなピークに達した。道は更に続いている。その後、同じ様なピークを二つばかり越えて草原の中に登山道が交差する八丁平に着く。晴れていれば心地良さそうな場所だ。その奥にあるピークが三峰山(1235m)の山頂だった。
三峰山という名の由来は稜線に幾つもピークがあるから、そう呼ばれているのだろうか。



 
三峰山山頂



 天気さへ良ければ眺めの良さそうな山頂だが、今は灰色ベールの中、ずぶ濡れの身体では休憩する気にもならず、水を飲み、写真を撮っただけで足早に山頂を去る。まるで折り返し地点を通過したマラソンランナーのような気分になる。
 往路を降って行くが、良く整備された道なので歩き易く、引力を味方にしてグングン降りて行く。今日一杯雨が続く予報なので、一刻も早く山から離れたい心境だ。山頂から30分も掛からず登山口に戻って来た。
 車で林道から国道166号に戻った頃に、雨脚はワイパーが利かぬほどの土砂降りになった。早めに登山を終えたのは正解だったと安堵する。今夜も道の駅で車中泊の予定だったが、全身びしょ濡れ状態なのでその気は失せ、飯高町の山中にある「つつじの里新垣」という宿に宿泊した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする