平成24年11月11日
私は山登りが趣味なのでよく山間部の集落を訪れますが、山間部=田舎&過疎地ですけど、そこに行って感ずるのは「田舎のお年寄りは元気で明るく親切な人が多い。」という事です。部外者の訪れが少ないせいもあるのでしょうが、田舎では、家屋が大きく田畑や森林もあるので家事や農作業、そして地域の共同作業等、お年寄りに委ねられた仕事が多く必要とされている事が、お年寄りの活力となり元気と明るさをもたらしているのではないでしょうか。反面、都会では図書館や公園等で長時間ボンヤリ過ごすお年寄りを多く見掛けます。(私もその一員です。)それは都会のお年寄りはやる事が無く必要とされてないからだと思います。そして一様に精彩が無く暗く頑なな表情の人ばかりです。(以上の事は、私の独断と偏見の推測で、都会にも活力あるお年寄りが多くおられるのは承知しています。)我々は、他人を馬鹿にする意味の蔑称で「この田舎者」何て言葉をよく用いますが、お年寄りの世界では、「この田舎者」は元気で頑張る人への尊称で、他人を見下す蔑称は「この都会者」というのが正しい言葉遣いのような気がします。