Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

新婚旅行で出会った蛇

2012年11月23日 | 日記

 平成24年11月23日
 11月は私の誕生月です。また一つ年齢が増えるので嬉しくも何ともないが、自分へのお祝いとして、今週末から1週間ほど関西の山登りに夫婦で行ってきます。もう一つ言い忘れた事があって、我々夫婦が数十年前に結婚式を挙げた月でもあります。その当時既に新婚旅行は海外が主流でしたが、金が無かった私達は、関西での山登りが新婚旅行で、今は無き「大阪行き、寝台急行”銀河”で出掛けたのでした。その時は、登山以外に奈良や京都見物もしたのですが、随分昔の事で殆んど覚えていません。そんな中で鮮明に覚えている事が一つだけあります。11月末の寒々とした時期に、大峰山系、八経山を目指して二人で登っている登山道で、大きな蛇と遭遇したのです。冬間近に出会うとは思わずビックリしました。多くの人と同じく私も蛇は苦手で、出来ればお会いしたくないのですが、昔の人は家に居つく蛇を守り神として敬ったと聞きます。あの時、寒さに耐える様にジッと横たわっていた蛇は、我々夫婦の末長き安泰を願って現れた神の化身ではなかったか。と私の脳裏の片隅に信じるものがあるのです。そうでなければ、水と油のように性格の違う我々が、今日まで一緒にやってこれた訳がありませんから。新婚旅行以来二人で訪れる関西の山、もしあの時の守り神と再会できるならば、感謝の思いを伝えたいものです。

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