1月14日(木)
3日ほど前から体調が芳しくない。悪寒がして鼻水と喉元の淡が止まらない。「登山の疲れが出たんじゃないの。もう齢なんだから無理が効かないのよ。」と妻が耳の痛い事をズケズケと言う。そう言えば去年の正月、北アルプスの燕岳を登った後も風邪を引き何日も寝込んでいた。悔しいが妻の苦言は的を得ているのかも知れない。
「医療費削減の為、極力病院へは行かないゾ。」と密かに決意した新年だったが、病状悪化が恐いのであえなくその決意を撤回し、近所のY耳鼻咽喉科医院を訪れた。1年前の風邪も、この医院で処方を受けて治してもらったのだ。4種類の内服薬と鼻スプレー、うがい液を処方してもらい治療する事になった。
アルバイトしていた去年と違い、今は無職だから休んだとて誰に迷惑を掛けるでもないが、中途半端な病状に何となく気分も滅入ってくる。普段は登山やマラソンのブログで元気な姿をアピールしているが、根本的な生命力という点で私は脆弱なのかも知れない。