1月18日(月)
今年は暖冬で雪の積もらぬスキー場にヤキモキしていたが、今朝方未明から関東平野に突然の大雪が積もった。交通機関の足は乱れ、通勤・通学の人々は大変ご苦労されたのではなかろうか。
それなのに何処へも行く宛の無い私は、突然現れた白銀の世界に何となく心が浮き立ち、登山靴を履くとさっそく屋外へスノーウォーキングに出掛けた。
これじゃまるでシッポを振って庭駆け廻るポチや雪遊びに興じるチビガキ供と同レベルで、七十近いジジイのくせに恥ずかしいと思わぬでもないが、雪道を歩きたいんじゃから仕方なかろう。
積雪は10㎝以上あるだろうか、水をタップリ含んだ湿雪なので甚だ歩き辛い。いつもは騒音が絶えない関越自動車道も、上下線通行止めで今日ばかりは静まりかえっており、何となくシュールな光景だ。
静寂の関越道
最寄りの鉄道は間引き運転ながら運行されているが、駅前の広場は雪に埋もれ子供の遊び場となって、遠い雪国の駅を訪れたかのような気分になった。
最寄駅の雪景色
数日前には、その雪国を訪れようとした前途有望な若者達がバスの転落事故で尊い命は失うという報道があった。あまりにも痛ましい事故で発する言葉も無い。犠牲者のお一人で如何にも理知的な女子大生のご葬儀をテレビで観たけれど、ご遺族の対応がとても毅然としておられ逆にそれが哀しみの深さを増していた。・・・・ご冥福を祈ります。