Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

4年に一度の「脚折雨乞い祭り」

2016年08月08日 | お出掛け

 8月7日(日)

 今日我が街で「脚折雨乞い」という変わったお祭りがあった。これは偶然かどうか4年に一度だけオリンピックの年に開催される。この辺りは過っては典型的な田園地帯(今でも大半はそうだが)で、伝説によれば雷電池に昔大蛇が棲んでおり、村人がこの池で雨乞いを祈れば必ず雨が降ったという。 

 しかし新田開発で池が狭くなった為、大蛇が居なくなってしまい、それ以降幾ら雨乞いをしても雨は降らなくなったそうだ。そこで村人達は藁と竹で巨大な龍蛇を作り、雨乞い祈願をしたのが祭りの始まりと言われている。(詳細を解説すれば何頁にもなるので以下省略)

 何しろ龍蛇がデカさが尋常じゃない。長さ36m重さは3トンもあるそうな。これを300人の担ぎ手が白髭神社から雷電池まで3時間担いで練り歩き、最後は雷電池の中を何周もグルグルと回って、合図とともに300人の担ぎ手が一斉に龍蛇を破壊してしまうというけっこう勇壮なお祭りなのである。

 今日はメチャクチャ暑いしそれ程気乗りもしなかったが、ブログネタにでもなろうかと雷電池まで見物に行った。15時頃着くと既に池の周りは鈴なりの大観衆、招待者席には市長を始め埼玉県知事、国会議員、何故かミャンマー大使まで来ていた。ローカルテレビ局も中継していたようだ。人波が凄くて写真を撮るのも大変で、押し合いへし合い汗だくになってカメラを頭上にかざして撮った。

 クライマックスは龍蛇のブッ壊しで、中々の迫力であった。壊された龍蛇の藁や竹を持ち帰ると「幸せになる」という事だが、我家に持ち帰っても「そんなゴミ持って来て」と言われそうなので、何も手にせず祭り会場を後にした。4年後のお祭りも楽しみだ。・・・テッ、それ程の事も無いか。

 龍蛇はこんな顔

 池を巡る姿は大蛇のよう

 最後のブッ壊し

コメント
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