8月31日(水)
世間があまりにも大騒ぎし過ぎるので書きそびれていたが、リオ・オリンピックは日本人選手の大活躍で、次回東京オリンピックの良い弾みになったようだ。中でも特筆ものは女子レスリング勢で、四連覇を果たした伊調馨選手は国民栄誉賞が確実視されてるらしい。
その伊調馨選手が所属している警備会社アルソックのCMが前々から気になっていた。アルソックには彼女の他にも柔道や重量挙げ、陸上競技等多くのスポーツ選手が所属しており、CMの中にも登場している。
登場するのは吝かで無いが、芸能人でもあるまいに何でサンバの格好をさせ素人紛いのダンスや小芝居をやらせるのか今一つ解せない。観ていても痛い感じがするし、やらされてる選手達が気の毒に思えてくる。(当人達は案外楽しんでるのかも知れないが)
彼(女)等はスポーツで最高のパフォーマンスを発揮する為に日々精進してるのであろうし、競技に打ち込んでいる時が一番美しく輝いて見える。何故その美しく輝いている姿をCMに用いず、さして上手くも無いダンスや小芝居をやらせるのかアルソックCM担当者の意図がトンと腑に落ちない。
ひょっとしてテレビの視聴者にそんな気懸りを印象付けるのが狙いだとしたら、CMの世界は何と奥が深いのだろう。