Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

電車内で起きた私にとってはショッキングな初体験

2014年03月13日 | 日記

 3月13日(木)

 昨日晩飯を兼ねて隣街の居酒屋へ妻と二人出掛けた時、帰りの電車内で私にとってはショッキングな初体験があった。

 それは車内に乗り込んだ時で、妻がシルバーシートに空席を見つけ素早く座った。すると隣に座っていた温厚そうな若い女性が私を見て、「どうぞお座りください。」と自分の席を譲ったのだ。

 今まで六十幾年生きて来て、幾度となく席を譲りこそすれ譲られた事など皆無の私に、駅にエスカレーターがあっても階段しか利用せぬ私に、山野に立入れば韋駄天の如く駆け抜ける私に向かって何という非礼の言葉。

 「無礼千万、手打ちにしてくれる。」・・・・何て非常識な事は言わなかったが、頑なに善意を押し付ける彼女に私は逆らえず、弱い微笑みと共にシルバーシートへ腰を下ろした。隣の妻はニヤニヤ笑って「彼女から見ればあなたは立派な年寄りなのよ。」と心の傷に塩を塗るようなこと言う。そしてフォローするように「良いブログネタができたじゃない。」とのたもうた。

 そう確かにブログネタにはなった。しかしナイーブな私の心のダメージはどうしてくれる。これからは電車に乗っても絶対シルバーシートに近づかないと固く決意した。

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雪山にGPSは便利なツールだが

2014年03月12日 | 日記

 3月12日(水)

 3月と言えば季節的には春なのに今年の寒波はしぶとい。先日訪れた丹沢山地も1mを超える残雪が山腹を覆い、まるで北国の山の様相だった。こうなると登山道が雪に隠されてしまうので、夏山を歩く様な訳にはいかなくなる。

 私が歩いた丹沢山から宮ケ瀬湖への道も、先行者の踏み跡が続いていたから迷わず下山できたが、踏み跡が無ければ降るのに相当苦労した事だろう。

 残雪期の山は道迷い遭難が最も多発する時期でもある。こんな時あれば便利なツールがGPSだ。私も一応持っているが、一世代前のガラクタで感度が悪く樹林の中や谷間では電波を感知しない。画面はモノクロで地図表示は無しと極めて実用性に乏しく「安物買いの銭失い」だったと後悔している。

 最新のGPSをカタログで見ると、画面に登山地図が表示され現在地が一目瞭然だ。そのうちカーナビみたいに「あと300m行ったら右に45度曲がってください。」何て音声案内する物も出てくるのではないか。

 そうなるとGPSに従ってる限り道迷い遭難何て事は無くなり、将来的にはGPSは登山者必携のツールという時代が来るのかも知れない。

 しかしそんな登山が楽しいだろうかという気もする。地図とコンパスを駆使して地形を読み、自分の思うままに山を踏破するところに登山の楽しさ喜びがあるからだ。まあGPSは万が一の時の、懐刀くらいのつもりで携行するのが丁度いいのではないだろうか。

 

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雪の丹沢山から宮ケ瀬湖へ

2014年03月11日 | 山歩き

3月9日(日)    天気=曇り時々晴れ

 

08:55大倉バス停→ 10:12~25駒止茶屋→ 11:20~25花立山荘→ 11:58~12:26塔ヶ岳→ 13:35丹沢山(みやま山荘)

 

 久しぶりに小田急、渋沢駅に降立ち、大倉行のバスに乗る。休日とあってバスは、ほぼ満員で出発する。登山口の大倉バス停前も大勢のハイカーで賑わっていた。最近は若い人の姿がだいぶ増えたようだ。

 塔ヶ岳へ詰める大倉尾根は標高差1200m、その長大さから通称「バカ尾根」と呼ばれるが私にとっては慣れ親しんだ道だ。此処をコースに毎年に6月開かれる「丹沢ボッカ駅伝」には10回位出場してるし、勘七や水無川の沢登りでも何度となくこの道を降っている。

 大倉登山口(左の道)

 先日の大雪は大倉登山口(290m)辺りでは全く見掛ず、観音茶屋を過ぎた辺りからようやく残雪が眼につき始めた。その先の駒止茶屋手前の急坂辺りから雪の量が増してきた。ここら辺でアイゼンを装着する人が多い。陽射しが当たる場所では雪が溶けて泥濘になっており、雪道よりこの方が歩き辛い。 

 駒止茶屋下の残雪

 天神尾根分岐辺りの泥濘道

 丹沢ボッカ駅伝では2区にあたる「観音茶屋手前~駒止茶屋」間と、4区になる「堀山ノ家~花立山荘」間が大倉尾根の最も急坂で頑張りどころだ。花立山荘を過ぎると完全な雪道となりアイゼンを付けた方が歩き易いが、私は面倒なので装着せぬまま登って行く。

 花立下から大倉尾根を振り返る。

 やがて鍋割山へ向かう山稜が左に見え、その奥に丹沢高峰の蛭ヶ岳や檜洞丸が姿を現した。白化粧したピークがやけに遠く感じられた。左折する鍋割山稜分岐を過ぎれば塔ヶ岳は目の前だ。此処まで人の列が絶えなかった。休日とは言え、このコースは本当に人気がある。

 西へ伸びる鍋割山稜

 鍋割分岐から塔ケ岳

 出発して約3時間で塔ヶ岳(1491m)に着いた。高曇りの空の下大勢の人が寛いでいる。今宵宿泊予定のみやま山荘は予約制なので、携帯で何度も電話するが話し中で中々通じない。結局連絡できぬままアイゼンを装着して出発する。素泊りだから予約無しでも大丈夫だろう。

 塔ケ岳山頂

 塔ケ岳から大山へ続く表尾根

 塔ヶ岳から丹沢山へ向かう尾根道は完全な雪のトレイル、締まった雪が心地よく歩く喜びが込み上げる。緩やかな竜ヶ馬場ピークを越えるとみやま山荘の建物が建つ丹沢山が目の前に見える。

 塔ケ岳から丹沢山へ続く尾根道

 丹沢山への登りから不動ノ峰

 塔ヶ岳から約1時間余で丹沢山(1567m)に着いた。周囲は疎林に囲まれあまり展望は良くない。だが少し先へ行くと不動ノ峰の奥に丹沢最高峰、蛭ヶ岳が望まれた。

 丹沢山山頂

 山頂に建つみやま山荘

 丹沢山から蛭ケ岳方面

 丹沢山からユーシン谷方面

 さっそく、みやま山荘へ行き素泊り泊を申し込む。坊主頭で如何にも山男といった風情のオーナーが「いいですよ。」と快く応対してくれた。山頂脇にこじんまりと建つ「みやま山荘」は、綺麗で清潔で暖かく従業員の対応も良くて快適な山小屋だ。休憩室には山岳関係の本が充実しており退屈しない。私はさっそく缶ビールを飲みながら読書を楽しむ。極楽極楽である。

 みやま山荘の休憩室(山岳関係本が充実)

 今宵の客は、私を含めて女3名、男6名の計9名、皆良さげな人ばかりで安心した。みやま山荘の食事の良さは有名で、今夕は焼き肉のようだ。食堂から美味そうな匂いが漂ってくる。私一人自炊なのでそれを横目にパックおでん、焼き肉缶詰、漬物の侘しい夕食を玄関脇のテーブルでとる。夜には窓から厚木市街方面の夜景がキラキラと美しかった。

 

 

3月10日(月)   天気=晴れ時々曇り

 06:40みやま山荘→ 07:01~05瀬戸沢ノ頭→ 08:06~15本間ノ頭→ 09:55~10:07青宇治橋分岐→ 10:16~21高畑山→ 11:30宮ノ平バス停

 

 冬型気圧配置が強まっているのか、未明から北風がビュービュー唸っている。寝床から出るのが億劫になる。小屋の発電機が始動する音が聞こえたので5時半に起床し、ラーメンとコーヒーだけの簡素な朝食をとる。

 食事を終えると荷物を整理し、陽が充分明るくなるのを待って出発する。風は強いものの青空が広がっている。宮ケ瀬への道は幾つものピークを越える長丁場だが、小屋の人の話では昨日降ったパーティが居るとの事、その踏み跡を頼りに進んで行く。所々強風に運ばれた雪が隠しているものの彼らのトレイルがウッスラと続いているのが心強い。

 雪尾根に続くトレイルが心強い。

 瀬戸沢ノ頭~太礼ノ頭~円山木ノ頭と幾つものピークを越えて行く。アイゼンを締め過ぎたせいか、豆が出来て右足が痛くなってきた。積もった雪が堅いので歩くのは楽である。

 瀬戸沢ノ頭を過ぎた辺りから蛭ケ岳

 

 中間点の本間ノ頭(1345m)から一気に急降下して行く。支尾根が枝分かれして行くので、この道が正しいルート時折自信が無くなるがその都度地図とコンパスで現在地を確認しつつ降りて行く。

 本間ノ頭山頂

 本間の頭から丹沢山

 標高が下がるにつれ、雪が柔らかくボコボコして歩き辛くなる。何度も足首を捻り嫌気がさしてくる。松小屋ノ頭(903m)~高畑山間には「金冷し」と呼ばれる細い岩尾根が続き進行速度がグンと落ちる。

 踏み跡が錯綜し正しいルートを歩いているのか不安になったが、送電線下に着いて自分の現在地が確認できた。その先で青宇治橋へ降る道が右に分岐しているが、踏み跡が全く無いから歩くのは困難だろう。

 分岐を過ぎると高畑山(766m)の広々としたピーク、此処まで降ると雪の量は少ない。しかし陽の当らぬ登山道はまだ残雪がびっしり付いているのでアイゼンは外せない。

 高畑山手前から宮ケ瀬湖方面

 高畑山山頂

 高畑山から先は緩やかな道となり、雪の量も減ってきたのでアイゼンを外す。足首が解放されたようで、この方がズッと歩き易い。左手に宮ケ瀬ダムの湖面がだいぶ近づいてきた。

 右下に車道が見えると登山口は近い。「宮ケ瀬まで1キロ」、「宮ケ瀬まで20分」と次々標識が現れる。最後にジグザグに降りダム湖沿いの車道に降り立った。その車道を5分程歩いて11時半に宮ノ平バス停に到着した。約5時間の降りは昨日の登りよりもシンドかった。でも歩き終えた満足感で気分は最高だ。やっぱり山歩きは楽しいなあと思う。

 宮ケ瀬の登山口

 本厚木行きのバスに乗り、終点の本厚木駅で下車して駅ビル6階の天麩羅屋でランチメニューと生ビールを注文し無事下山を一人祝う。平日の昼下がり駅中は忙しげに行き交う人で賑わい、汚いザックに不精髭の中年オヤジは完全に浮いている。食事を終えると早々に小田急電車の人となり、ラッシュアワー前に我が家へ戻り着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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女子大生の晴れ姿を観たら山へ行きたくなった。

2014年03月08日 | 日記

 3月8日(土)

 街をプラプラ街を歩いていたら華やかに着飾った女性達と次々に遭遇した。どうも近所にある女子栄養大学の卒業式だったらしい。彼女たちは皆一様に笑顔で晴れやかな表情に満ち溢れている。それに引換え目的も無く街を彷徨う我が身の老いが侘しい。

 最近は自分の顔を鏡で見る度に、老化の兆しを発見する。例えば「顔のシワ線が増えた。」、「睫毛に白毛が出てきた。」、「頭髪の白色化が進んだ。」、「眼の下がタルミ始めた。」等である。アンチエイジェングと抗っても、人はこうして衰えていくのだと気持ちが萎えてくる。

 そうだこんな気分の時は山へ行こう。最近、足腰痛~歯痛~風邪と体調不良が続き、久しく山へ行ってなかったが、此処数日は体調が良い。  

 明日天気が良ければ丹沢辺りを歩いてみるのもいいだろう。まだ相当雪が残っているようだから雪山気分を味わえるし、気分転換にもなる。・・・・

 と言った口の先から一寸心配な事が、最近怠惰な生活サイクルが身体にすっかり馴染んでおり、明日朝早く起きれるか心配だ。

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アメリカ映画「ザ・イースト」を観て

2014年03月06日 | 映画・コンサート

 3月6日(木)

 「ザ・イースト」というアメリカ映画を観た。暇つぶし兼ブログネタ探しで映画館へ行き、他に観たい映画が無かったからという消極的理由でこの映画を選択した。

 ストーリーは健康被害や環境破壊する大企業にテロ攻撃を仕掛ける「イースト」と言う謎の環境保護テロ集団を軸に展開する。判り易く言うと日本の捕鯨船に嫌がらせする「シー・シェパード」みたいな組織ですね。

 テロ攻撃を受ける大企業に依頼された民間調査機関の女性調査官「サラ」が主人公で、イーストに潜入調査する。サラを演じるブリット・マーリングは知的な美貌でクールな演技がとても魅力的だ。

 勧善懲悪で言えば、イーストが正義で環境破壊企業が悪となりそうだが、この映画そこら辺があやふやで、イーストなる集団もオカルト秘密結社みたいに思えてくる。

 潜入調査を続けるサラは、だんだんイーストのリーダー「ベンジー」に共鳴し心惹かれていく。終盤、正体が暴露したイーストはFBIに踏み込まれアジトが壊滅する。それを知ったベンジーはサラに「一緒に国外へ逃げよう。」と誘うが、サラはそれを断り袂を分かつ。調査会社を裏切り、イーストからも離れたサラの運命は如何に?と思ったら突然そこでジ・エンドとなった。

 2時間余の長編で全編に緊迫感がありそれなりに面白かったが、この映画どうも起承転結がはっきりしない。環境問題という今風の題材を取り上げたのは良いが、どうも消化不良のまま終わってしまったという感じがする。一番の収穫は、ブリット・マーリングという魅力的な女優を知った事です。

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私の塩漬けホームページの閲覧が10000回を超えた。

2014年03月05日 | 日記

 3月5日(水)

 私がホームページを始めたのは、時々私のブログに登場する山の先輩 I さんから「ホームページビルダー」ソフトのCDを渡され、「やってみないかい。」と誘われてからだ。

 「山の記録を残すのにちょうどいいや。」と試行錯誤で始めて既に10年以上の月日が経つ。やって行くうちに問題が生じた。我が家のパソコンのプロバイダーである「サイバーホーム」のホームページサービスは、5MBの容量までが無料でそれを超えると有料になる。

 ホームページに写真をアップロードしていると5MBの容量何てアッと言う間に越え、その後は月々260円を払わないと継続できなくなった。殆ど閲覧者も居ないホームページに金を払うのはバカバカしいと思ったが、止めるのも惜しくダラダラ続けていた。

 ところが又問題が生じた。容量が300MBを超えるとサービス料金が更にUPするのだが、私のホームページがそのボーダーラインに到達してしまった。ちょうどパソコンを買換えた時期でもあったし、私はホームページの継続を断念した。それが去年の1月の事だ。

 それ以降、ホームページは更新されぬまま塩漬け状態で残されている。そんなホームページでも何かの手違いか気まぐれ何だろうか時折見る人が居て、閲覧カウンターの数字が徐々に増加し先日には1万の大台に乗った。10年間で閲覧回数1万回とは、日割りにすると3人にも満たない。自分のホームページながら「人気の薄いホームページだなあ。」と呆れてしまう。

 今はもうブログに慣れてしまったし、ホームページを復活させる気はサラサラ無いが、昔の山行記録が残されているので消すのも惜しく塩漬けのまま放置しておくつもりです。さてカウンターの数字は何処まで増加するのやら。

 MY塩漬けホームページのトップページ

 

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今年の確定申告は、還付金をゲットした。

2014年03月04日 | 日記

 3月4日(火)

 年金生活の我が家にとって収める税金の多少は生活に直結する。故に少しでも納税を低くしようと挑む年に一度の確定申告は、生活を掛けた戦いの場でもある。

 最寄りのK市税務署を訪れると駐車場前は50台以上の車が順番待ちをしている。「馬鹿だなあ少しは学習しろよ。」私なんかカシこいから10分程離れたショッピングモールに車を停めている。その方がズーッと早いのだ。」

 署内に入り申告手続き待ちの長い列に並ぶ。30分待ってようやく申告用パソコンの前に座った。これでも例年に比べると早い方だ。関係書類は用意周到に準備したつもりであったからスムーズに手続きできると思っていたが、サポーターのお兄さんが「パスワード判ります?」と言う。

 去年も同じことやったのに、「エッそんなのあったっけ」と思い出せない。「8桁なんですけどね。」と言うから、適当に打ち込んだらこれが見事に「ビンゴ」で、ディスプレイに私の申告用紙が現れた。

 後は言われるままに書類を提出すると、お兄さんがそれを打ち込んでいく。全て入力し、さて金額は幾らになるだろう。何しろ2年続けて株売却損を出してるし、医療費控除も頑張った。それに保険や寄付金控除もある。

 どんな金額が出るか固唾を呑んでディスプレイを見守ると数字が現れた。「オーッ僅かばかりだが還付金が出た。」と頬が緩む。これって株で大損したせいだから喜んでいる場合じゃ無いんだけどね。それでも少しでも金を取戻せたのは嬉しいもんだ。申告を終えての帰り路、今日のランチはご褒美で一寸贅沢をした。

 手続き待ちの列(AM10時から並んで30分待ちだったが、午後はもっと混む。)

 パソコンによる申告手続きの光景

 

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最近、ゴールドウィーンのスキーウェアーを買いました。

2014年03月03日 | 日記

 3月3日(月)

 終戦後物の無い時代に育った私は、当世流行のグルメやファッションには根強いトラウマがあり、ブログのタイトルには決して使うまいと心に決めていたのだがネタが無ければ仕方ない。

 実は最近おニューのスキーウェアーを買っちゃいました。以前のウェアーは今は撤退して無い近所のアルペン店で購入した安物だが、スノーボーダーの若者が着るような頭からスッポリ被るタイプで、使い出も悪くズーッと気に入らなかった。

 そのウェアーも長年の使用で防水性能が著しく劣化した。そこで妻が「外国人の多い国際的スキー場ニセコに行くのに日本人として恥ずかしい格好は出来ないでしょ。」とばかりにネットでおニューを購入してくれたという訳です。

 以前のウェアーは帆布みたいなゴワゴワ生地でカラーも色褪せたヒグマみたいな黒だったのだが、今度のヤツは「ゴールドウィーン」の新製品で、軽くて着心地抜群で爽やかなグリーンカラー、流石有名ブランドは違うと嬉しくなった。「バーゲンで安かったわよ。」と妻は言うが、何を買うにも値札で決める私は、値段の事は聞かない事にした。

 さっそく広大なニセコスキー場で初使用、爽やかウェアーでゲレンデを颯爽と風の如く滑りまくった。・・・・と言いたいところだが、ウェアーでスキーの腕が上がるはずも無く、中身の方は相変わらず不細工な滑りのままだった。一寸言い訳させてもらうと、風邪で体調がイマイチだったせいもあるのだけど。

旧スキーウェアー

 新スキーウェアー

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嬉しい贈り物は、猫のヌイグルミ

2014年03月02日 | 日記

 3月2日(日)

 一昨日、我家に遊びに来てくれたY子ちゃんが「これ、お土産」と手渡してくれた箱の中身が一寸意表をついたものだった。それは2匹の猫のヌイグルミで、先年亡くなった我が家のペット猫「キキ」「ハナ」にそっくりの姿形をしていた。

 そう言えば先日「ネコの全体写真があったら送ってくれ。」と電話があったのは、この人形を作成する為だったのかと理由が判った。製作者はネットで見つけたとY子ちゃんは言うが、世の中にはこういう生業を持つ人も居るのかとつくづく感心した。

 あまりにリアルな姿形だと一寸引くけれど、キュートな容姿が尚更愛らしい。ネコ命だった妻などは眼も潤まんばかりの感激ぶりで、私もこのヌイグルミを見ていると心が何だかホッコリしてくる。

 心の籠った贈り物とはこういうのを言うのだろう。2匹のヌイグルミ猫が寒々とした我が家に暖かな空気をもたらしてくれた気がする。嬉しいプレゼントどうもありがとうY子ちゃん。

 ヌイグルミのキキ(左)とハナ(右)

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日本最大、道教のお寺「聖天宮」

2014年03月01日 | 日記

 3月1日(土)

 昨日、妻の姪のY子ちゃんが泊まり掛けで我が家に遊びに来た。普段は夫婦二人だけで会話も殆ど無く、静寂に包まれた晩秋のような我が家だが、若い人が居てくれるだけで会話の華が咲き、春の芽吹きのように賑わった。

 そんな彼女を何処か近場の観光スポットでも案内しようと思ったが、ありふれた我が街には有名な名所旧跡が見当たらない。そこで坂戸市の辺鄙な郊外にある「聖天宮」というお寺に行ってみた。

 このお寺は大して知られていないが、台湾の人が15年の歳月を掛けて造営した日本最大の「道教」のお寺です。初めて訪れるとケバケバしい装飾の建物に一寸驚かされます。以前テレビ朝日の「何これ珍百景」にも紹介されたので、少しは名が売れたようです。

 土曜日とは言え氷雨降る寒々しい天気の中、見物客は我々の他若い女性数名いるばかり、あまりに寒いので早々に退出しようと思ったが、優しげな管理人のオジさんが懇切丁寧に寺院内を細々と案内解説してくれた。

 創設者がお告げにより、わざわざ遠い日本のこの地に「聖天宮」を造営されたと言う事だが、その由来や見所を聞いていると何やらパワースポットの磁力を感じないではない。その方面に興味ある方は、一度訪れてみるのも面白いのではと思います。

 本殿をバックに管理人さんが撮ってくれた。

 聖天宮入口

 

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