Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

先日泊ったペンション「ウッドハウスおろくぼ」のCMです。

2014年10月13日 | 旅行

 10月13日(月)

 大型台風19号は今朝方九州に上陸し、西日本は広い範囲で大雨強風の猛威に晒され始めている。しかし私の住む埼玉にはまだその影響は及ばず、曇天ながら雨風共に無く、午前中はテニスに興ずる事もできた。昼前から雨がポツポツと降り始めたけれどこの気候の差、狭いようでも日本は広いなあと思った。

 ところで先日、高塚山登山の折りに宿泊した静岡県川根本町の宿「ウッドハウスおろくぼ」のHPを閲覧していたら我々夫婦の写真が載っていた。その写真は宿の御主人が、我々夫婦が出発する間際に撮ってくれたものだった。

 こんな風采の上がらぬ夫婦を掲載してくれたお礼と言っちゃ何だが、お返しに宿の宣伝を少ししてみましょう。

*奥深い山中に在り、静かな環境と洒落た木造建築。

*町営なのでリーズナブルな料金、(平日¥7800円、シーズン・休前日¥8300円)

*テニスコート2面&卓球台有り、40センチ望遠鏡を装備する天文台併設。

*近在にハイキングに適した良い山々がある。(春のツツジ、秋の紅葉が綺麗)

*管理人ご夫婦?の優しいお人柄。

*食事は洋風(メインはパン)地産地消でヘルシーな料理。→「正直、私は和風田舎料理が好みなので食事は物足りなかった。」

 詳細は下記ホームページでご覧ください。私もシロヤシオが咲く5月頃にでも再訪してみたいなあと思っています。

 

ペンジョン「ウッドハウス、おろくぼ」ホームページ

 

 宿の御主人が撮ってくれた写真

 

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静岡県大井川上流、蕎麦粒山~高塚山登山

2014年10月12日 | 山歩き

10月11(土)          天気=曇り時々晴れ

08:30山犬段→ 09:05~18蕎麦粒山→ 09:54分岐(五樽沢コル)→ 10:34~47三つ合山→ 11:25~58高塚山→ 12:35三つ合山→ 13:05~09分岐(五樽沢コル)→ 13:44蕎麦粒山→ 14:05山犬段

 

 静岡県にある日本三百名山の中で、未踏なのは大井川上流に聳える高塚山だけなので今回妻と登る事にした。昨日の午前中はテニスで汗を流し、その汗も乾かぬうちに我が家を出発した。圏央道が東名まで開通したお蔭で神奈川や静岡が随分と近くなった。何と静岡市まで2時間で行ける、便利な世の中になったもんだ。

 新東名道、島田金谷インターで降りると国道473号を大井川沿いに遡り、PM4時半頃今宵の宿「ウッドハウスおろくぼ」に着いた。此処は山の中にポツリと一軒ある洒落た木造建築の宿です。40センチ望遠鏡を装備した天文台が隣接しており、今夜は天体観測ができると楽しみにしていたが生憎の曇り空で星が見えず残念無念だった。

天文台(左の建物がウッドハウスおろくぼ)

 今朝は7時半に宿を出発、登山口のある山犬段まで20キロも無いので簡単に行けると思ったが、途中からとんでもない悪路に変り酷い凹凸の連続に車体をぶつけるのではとヒヤヒヤ運転が続き1時間かけてようやく到着した。

 山犬段は広々した駐車場と綺麗な避難小屋があり、とても気持ちの良い所だ。24年前、我々夫婦に I 子さん,Sさんの4人でこの避難小屋に泊り、翌日板取山~沢口山を縦走し寸又峡温泉まで歩いた事があり懐かしい想い出だ。

 山犬段の避難小屋

 8時半ジャストに登山口を出発する。緩やかな登山道を登っているとキノコ採りのオジサン二人と遭遇し、山の話や収穫したキノコなど見せてもらった。約30分で蕎麦粒山(1627m)に到着。登山口から標高差が約220m位しかないので楽な登りだった。

 収穫したキノコを見せてもらう。

 蕎麦粒山山頂

 山頂から富士山方面

 山頂からは東~北方面の展望が効き、富士山や南アルプス深南部の大無間山、朝日岳等が望まれた。山頂で道は分岐し高塚山へは右の道を行く。約40分程降って最低鞍部の五樽沢コルに着く。ここから南赤石林道に降る道が右に分岐している。しかしその林道が崖崩れで崩壊し、現在この道は通行止めになっている。

 五樽沢への降りで遭遇した巨木

 五樽沢のコル

 

 ここから三つ合山に向け緩やかに登って行く。高度を上げるにつれ樹間越しに昔登った黒法師岳や丸盆岳、前黒法師岳等南アルプス深南部の山々が姿を見せ懐かしく見渡せる。三つ合山(1602m)付近は低い笹の草原でのどかで明るい雰囲気の所だ。

 三つ合山付近から南ア深南部、法師岳方面

 山頂で登山道が左右に分岐し、右は鋸山方面へ向かう道だが踏み跡は殆ど無く藪漕ぎ登山の世界だ。高塚山へは左の道を行く。こちらは明瞭な踏み跡が続く。

 三つ合山山頂

 最初に少し急下降すると後は快適な尾根道が続く。この辺りも笹原や樹林がとても綺麗で雰囲気の良い所だ。妻も「優しい山だね。」と感じ入った様子、やがて緩やかに登ると「高塚山まで1分」と書かれた標識があり、前方に小さく山頂標識が確認できた。

 高塚山へ続く気持ちの良い道

 11時25分高塚山(1621m)に到着、これで私の登った3百名山が一つ増えた。山頂は展望こそ無いものの樹林の広々した台地で気持ち良く絶好の休憩ポイント、お湯を沸かしてのんびりとコーヒータイムで寛ぐ。我々が到着して間もなく単独の男性がやって来た。今日初めて出会った登山者だ。週末だからもう少し賑わうかと思ったけれど意外と人が少ない。昨夜泊った宿のご主人が「この辺りの山は5月下旬のシロヤシオと10月下旬の紅葉がベストシーズン」と言っていたから、今は時期外れなのだろう。

 高塚山山頂

 高塚山山頂付近

 30分余の滞在を終え山頂を後にする。三つ合山に戻る途中、二人組の男性とすれ違った。三つ合山を過ぎた辺りに道を塞ぐような大きなカエデの木があり、妻が腰かけたところを写真に撮った。

 三つ合山付近のカエデの大木

 三つ合山から高塚山方面

 最近山に行っても何となく元気無さそうだった妻が今日はヤケに調子が良い。帰りの道では一度も休む事無く歩き、蕎麦粒山への登り返しでは「もう少し早く歩いてもいいよ。」と強気な口調、体力が落ちたのでは?と心配していたけれど、これなら大丈夫そうだ。

 PM2時過ぎ、登山口の山犬段に戻ってきた。蕎麦粒山の登りで遭遇したキノコ採りのオジサン達と再会し、「もう行ってきたんかい。健脚じゃねぇ。」とお褒めの言葉をいただいた。

 車に乗ると再び極悪林道を恐る恐る運転し車を傷つける事無く何とか通過、まずは山の汗を流そうと道の駅「川根温泉」に行く。此処はとても立派な日帰り温泉施設で露天風呂が広くて内風呂よりも大きい。料金も¥510円とリーズナブルで、ゆっくりと寛いだ。

 日帰り温泉「道の駅川根温泉」

 帰りの道は金谷に出てしばらく国道1号バイパスを走ったが渋滞がひどいので、藤枝岡部インターから新東名に入り圏央道を経由して我が家に戻った。東名上りの混雑を懸念したが渋滞に巻き込まれる事は全く無かった。土曜日だったせいか、それとも台風19号の来襲に備え遠出する人が少なかったのだろうか。今日の登山は紅葉には早かったけれど、まあまあの日和に恵まれ快適なハイキングを楽しむ事ができた。

 

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昨夜の皆既月食

2014年10月09日 | 天文

 10月9日(木)

 昨日の夕食時、「今晩皆既月食があるよ。」と妻が言った。オーそうだった。隠れオールド天文ファンの私がこれを見過ごす事はできない。2年前の獅子座流星群以来出番の無かった天体望遠鏡をベランダに運び出し、イザ覗こうとしたら接眼レンズの押さえリングがバカになっており、レンズを固定できない。

 よ~く調べたらリング内にあるべき樹脂製のワッシャーが欠落していたのが原因だった。直角プリズムレンズのワッシャーを代用して何とか皆既月食には間に合わす事ができた。

 何しろこの望遠鏡は40年以上前に購入した骨董品、しかし天体望遠鏡メーカーとしては日本最高ブランドを誇るタカハシ製作所の製品(タカハシTS65P型)だけあって、今まで殆ど異常無く稼働し故障らしい故障は今回が初めてだった。あまりにも古すぎて会社に問い合わせても、もう部品の在庫は無いだろう。

 望遠鏡で見る皆既月食の月面は美しく、手持ちのコンパクトデジカメを接眼レンズにくっつけて撮ってみた。マニアックな天文マニアの写真とは比較にならない素人作品だが、せっかく撮ったので添付してみました。

 ブログネタの幅を広げる為に、今後は星空写真の分野にも進出したいという密かな野望を持っているのだが、コンパクトデジカメではその実現は困難、それなりの性能を持った一眼レフデジカメが必要となる。

 お目当てのカメラがだいぶプライスダウンしてきたのでそろそろ購入時期かとも思うけれども、優柔不断な性格が災いしあと一押しの決断がつかないでいる。

 皆既月食中の月面

 皆既月食を終え半月状の月面

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新人さんが作業初日に倒れ救急車で運ばれた。

2014年10月08日 | 日記

 10月8日(水)

 6日ぶりに遺跡発掘作業へ出勤したら、作業員の人数が倍増しており凄い賑やかなのでビックリした。新人さんの大部分は中高年且つ大半が初心者のようだ。(一か月前入ったばかりで先輩面して言うのも何だが)

 そのせいか現場責任者の朝礼時挨拶も(安全、安全、安全)とクドイ程だった。その後仕事を始めると作業現場は台風のせいで水浸し状態になっており、私は排水作業班に回され泥だらけになって水抜き作業に専念した。

 お昼前だろうか救急車のサイレン音が聞こえた。新人さんの1人が突然胸を押さえて倒れたという。心筋梗塞でも発症したのだろうか。その後今日の作業は定時より2時間も早く終了となった。

 時給は一日満額分払ってくれるそうだから我々は得した気分だけど、作業を切上げねばならぬ程、救急車で運ばれた人は症状が重篤であったのだろうかと一寸気懸りだった。

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大阪フルマラソンは白旗上げて棄権します。

2014年10月07日 | マラソン

 10月7日(火)

 台風18号による大雨のせいで昨日に続き今日も遺跡発掘の作業は中止になった。台風一過、今日は吹く風も爽やかで絶好のジョギング日和、時間もあるので久し振りに長距離ジョギングにチャレンジした。

 以前ブログで大阪フルマラソンの出場権を獲得したと書いたけれど、実のところ大会当日まで3週間を切っている。しかし仕事を始めた事もあり最近は殆ど走っていない。

 今日は1時間20分程走ってみたが、それほどの疲れも無く思った以上に調子は良かった。去年暮れの腰痛以降、徐々にではあるが走力は回復しているようだ。しかし今フルマラソンを完走する自信は全く無い。惨敗は目に見えているので、残念だけど今回は白旗上げて棄権しようと思います。(大阪までの交通費と宿泊費も勿体ないので)

 12月に10キロレースに出る予定なのでその調子を見て、その後ハーフを余裕で走れるようならば又フルへの挑戦も考えてみたいと思います。(たぶん無理でしょうが。)

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「ミリオンダラー・アーム」という映画を観た。

2014年10月06日 | 映画・コンサート

 10月6日(月)

 「ブログネタ困った時は映画館」ヘタな川柳じゃありません。ブログのネタが枯渇した時は近所の映画館へ赴き、映画批評でお茶を濁すという私の常套手段を一句詠んだのです。で、今日観たのは「ミリオンダラー・アーム」という米国映画、野球未開の地インドで素質ある青年を見つけインド人初の大リーガーを育ててようという突飛なストーリーが面白そうだったので。

 主人公はヤル事ナス事裏目に出て破産寸前の冴えないスポーツエージェントの男「J・Bバーンスタイン」、ある時彼はインドで盛んなクリケットの試合をテレビで観て、インド人初の大リーガーを売り込もうと思い立つ。

 彼はインド各地でピッチングコンテストを開催して二人の有望な青年を見つけ、大リーグピッチャー候補として米国へ連れて行く。二人の青年は素質はあっても野球は素人、インドと米国の文化の違いにも戸惑いながら練習に励み、苦労の末大リーグに入団するというサクセスストーリーです。

 予備知識の全く無かったこの映画だけど、切なさ、可笑しさ、もどかしさ、愛おしさが盛り込まれとても楽しめる映画でした。そして現実離れした話なんだけど、この映画は実話を基に作られているのです。モデルとなったインド人大リーガーの二人が最後に登場するのも一寸感動させられます。

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アルバムの中に青春の自分が居た。

2014年10月05日 | 日記

 10月5日(日)

 我家には登山関係の写真アルバムが30冊以上ある。デジタルカメラになって以降、それは殆ど見る事も無く棚の一角で埃を被っていたのだが、ブログで使う為久し振りにページを開いて見た、

 そこには若い頃の私の姿があった。体力だけは誰にも負けぬと夢中になって山に登っていた私は、正に人生の青春に居たのだと思う。戻れるものならあの頃の自分に戻りたいなあ。・・・・

 何て事は全然思わない。「歳月が経てば苦しい事は忘れ、楽しい思い出だけが残る。」何て言う人も居るが、あの頃の私は仕事でも私事でも悩みの種は尽きず、山が無ければ人生の落伍者になっていたんじゃないかと今でも苦しさ辛さが記憶に残っている。

 それを思えば身体は動かなくなったけど、精神的には今の方がズッと自由で気楽な人生だ。仕事に行きたきゃ行くし、嫌なら辞める。山に行きたきゃ行くし、嫌なら行かない。

 それに大して取柄の無い私はこのお先真っ暗のせち辛い世の中で、他人を出し抜いて生きて行く自信が無い。そういう意味じゃ今の若い人は本当に気の毒だ。全く良い時代に生まれたものだと自分の僥倖を感謝する。

 三十数年前に、仲間3人と正月の中央アルプスを縦走した時

 縦走を終えた後、一人で冬の御嶽山を登った。

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発掘現場の遺構の跡

2014年10月03日 | 日記

 10月3日(金)

 遺跡の発掘作業も二か月目に入りだいぶ慣れてきた。自分が係った作業現場の溝が立派に掘れたので現場責任者のNさんに「この溝、写真に撮っていいですか?」と問うた。

 Nさんは「写真に撮るだけなら構わないけどブログやネットで配信するのは止めてくださいね。この遺跡現場は今のところ管轄するS市の財産ですから、S市が此処の遺跡全ての発掘を終え情報を公開するまでは駄目なんですよ。」と答えた。

 私のブログなど誰も見ちゃいないから載せても問題にならないだろうが、つまらぬ事になっても嫌なので、写真は載せません。

 この発掘作業、基本は土方仕事で決して楽しくは無いけれど、少しは面白い時もあります。昨日も両刃という道具で地面を削っていたら、調査員の人が「ココとココは遺構の後ですよ。」と言う。私にはよく判別できないけれど何でも柱の跡らしい。何時の時代の誰か知らぬが、此処に建物を建てたのだろう。その人はどんな人でどんな言葉で喋っていたのだろうと想像を巡らせた。

この現場は無関係です。

 

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立入禁止の浅間山火口部へ登る無謀登山者達

2014年10月02日 | 日記

 10月2日(木)

 過去に火山噴火による遭難が無かったわけではないが、登山者が留意すべき遭難と言えば大体「道迷い」「転落・滑落」「落石」等が主なものだった。しかし今回の大噴火で活火山の恐さというのも充分思い知らされたのではないだろうか。

 火山大国の日本には御嶽山を含め数多くの活火山が存在し、その中には山頂部の立入が禁止されている山も幾つかある。有名な所では「浅間山」「桜島」「雲仙、最高峰(平成新山)」「渡島駒ヶ岳」等の山だ。

 頻繁に爆発する「桜島」や、火砕流の記憶が生々しい「雲仙、最高峰(平成新山)」の山頂に立入ろうとする命知らずは流石に居ないようだが、同じく最高地点の山頂火口部周辺が立入禁止区域に指定されている浅間山では些か事情が違う。

 去年の秋、妻と浅間山を登った時、大勢の登山者が立入禁止を示すロープをかい潜り山頂火口へ登っているのを見た。バカな奴ほど高い所へ行きたがると言うか恐いもの見たさと言うか、今回の噴火による事故を思えば全く無謀な行為である。山は自己責任と言うけれど、遭難すれば危険を冒して救助しなければならず世間様に大迷惑を掛けるのだ。

とエラソーに言ってる私ですがスミません、その時私も浅間の火口へ行っちゃいました。しかも30年程前にも行ってるから2回も登った大馬鹿者何です。立入禁止と条例で定めても、標識とロープだけ設置して「お願いします。」では今後も禁止区域へ立入る私のような無謀登山者は跡を絶たないであろう。いっその事、「火口部へ立入る者10万円の罰金」くらいのキツイ罰則にした方が良いのでは・・・・私は3回も登る気はしないので、これは強く言いたいです。

1986年10月9日浅間山山頂へ登った時

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