「カターニャ ジャパンツアー 2007」と銘打っての親善試合、今月30日(月)秋田市八橋運動公園陸上競技場での横浜FC戦、8月1日(水)静岡県・ヤマハスタジアムでのジュビロ磐田戦、8月5日(日)千葉県・フクダ電子アリーナでのジェフ千葉戦の3試合が開催不可能になった。
イタリアセリエAでFW森本貴幸の所属するサッカーチーム「カターニャ」が新潟県中越沖地震による原発放射能漏れなどを懸念して来日中止を決定した。イタリアは国民の意志で原子力発電所を作らないことを決めた国なので原発事故に対して慣れてしまった日本国民とは感じ方が大きく異なるようだ。世界の原発脱却国から見れば日本は電力野蛮国に見えるのだ。
そんな日本人も事故後しばらくは怖れてその土地の農産物や海産物を買わない。
昔ながらの味で感心したほどおいしかった新潟産のトマトが地震後には新潟産ということを隠して売られていた。風評被害を怖れてのことなのだろうが原発を抱える地域は事故が起きるたびに目には見えなくとも甚大な被害を受けている。
いまだに新しい原子力発電所の建設計画を建てつづけて世界と宇宙の不安をかき立てるのはやめてもうそろそろ電力先進国になる時がきている。
fumio
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