monologue
夜明けに向けて
 



 ビートルズ が出現してブリティッシュサウンドが世界を吹き荒れ、ドラッグと花とセックスによる改革の60年代が混沌のままに幕を下ろすとその幕の裾からロックの響きが聞こえてきた。

 ビートルズ解散後、軸を失った70年代はサザーンロックやウエストコーストサウンドと呼ばれるロックの時代に入ったのだ。ブルースを基礎にしていたドゥビー・ブラザースがListen To The Music で独自のロックサウンドを構築してみせると、リンダ・ロンスタットのバックバンドを務めていたイーグルスがそれまでのカントリー色から脱皮してone of these nights を発表してヒットパレードの1位に輝いた。基礎はブルースであってもカントリーであってもかれらは時代をリードするロックの双璧だった。かれらの発するロックサウンドにギターキッズたちは魅せられたのである
fumio。

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