ビートルズ解散後、軸を失った70年代はサザーンロックやウエストコーストサウンドと呼ばれるロックの時代に入ったのだ。ブルースを基礎にしていたドゥビー・ブラザースがListen To The Music で独自のロックサウンドを構築してみせると、リンダ・ロンスタットのバックバンドを務めていたイーグルスがそれまでのカントリー色から脱皮してone of these nights を発表してヒットパレードの1位に輝いた。基礎はブルースであってもカントリーであってもかれらは時代をリードするロックの双璧だった。かれらの発するロックサウンドにギターキッズたちは魅せられたのである
fumio。