monologue
夜明けに向けて
 




第73期将棋名人戦七番勝負第5局は羽生名人がまず入玉してから挑戦者の行方尚史(なめかたひさし)八段(41)もなんとか入玉して持将棋か駒数点数争いに持ち込もうとして必死に戦ったが最後に玉の逃げ道を塞がれた時あきらめ投了を告げた。それで羽生名人の防衛が決定した。手に汗握る熱戦で観戦者たちも疲れただろう。今期は1局目以外は行方尚史八段の方が指せている将棋が多かった。途中まで良くてもそこから勝利までの道が遠かったようだ。わずかの差のようではるかな距離のよう。名人戦が終了したので第74期A級順位戦の対戦カードが発表されたが1回戦で6月19日に、渡辺 明 棋王 と広瀬 章人 八段のカードが組まれているのが面白い。このふたりは4月のヨーロッパサッカー観戦&将棋普及道中の相棒なので真剣勝負になればどんな将棋を指すのか楽しみ。

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