monologue
夜明けに向けて
 

時間  


    時間

時間はあなたがたのDNAに似た、二重螺旋のものだと仮定して貰いたい。
この二重螺旋の一本目と、二本目の方向性は逆で、それぞれに自転している。
この二重螺旋は、各々異方向性を持つ一組のエネルギーの線で出来ている。
このエネルギーの異なるもの同士の、一瞬の結合があり、それを今と呼んでいる。
この二重螺旋は、その一瞬の結合の「形」なのだが、この一瞬の「形」も無数に存在している。それを二重螺旋A~Zとしよう。
この二重螺旋A~Zは、ある一定の重力の下に自転する大きな硝子球の中にある。
二重螺旋の一本目と二本目が異方向へと回転する時に、例えば視点を側面に固定して見ると、一本目と二本目は交互に見えるだろう。
一本目を未来に向かうもの、二本目を過去に向かうものとして見ると、過去と未来は交互に現れ「今」は一瞬でしかないので関知できない。

しかもこの二重螺旋は、その一瞬の結合の「形」なので「今」という「形」を判定するには、過去と未来を見ることの関連でしか見れないだろう。
そして、このA~Zという二重螺旋は、存在する基盤の硝子球自体が回転しているという複雑な構成になっている。視点を側面に固定するか、底面に固定するかでも説明は変化するだろう。あり得ない想定を元にした仮定しかできないことが残念だが、雰囲気だけでも伝わったかと思う。
私の視点は側面・底面・頂面の全方向性だ。

******************************************************************************************************
ARIONの説く時間の概念。
fumio



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )