monologue
夜明けに向けて
 



わたしたち夫婦の母校、ロサンジェルスハイスクールを上空から見下ろすとこんな姿。わたしは授業の間にこのグラウンドで走った。クラスメートはイランからの留学生が多かった。当時は米国と仲の良いパーレビ王の時代で議論好きの生徒たちがいつも体制批判の議論に明け暮れ、わたしに母国での言論弾圧の様子を嘆いていた。そしてしばらくするとイランでホメイニイスラム宗教革命が起こりイラン人留学生はひとりもいなくなったのだった。

fumio

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