monologue
夜明けに向けて
 



1991年8月にシンガポール国立劇場「カランシアター」で「第1回アジア太平洋わたぼうし音楽祭」が開催されて、わたしたち日本代表チームは
リードシンガー、鈴木美由紀、
コーラス、山下勞美雄&富美雄の編成で参加した。
シンガポールは英語圏なので稽古では英訳して英語ヴァージョンでも歌ったのだった。
すると、番組制作に来ていたNHKのプロデユーサーが日本語もいれてほしいというので
本番では日本語と英語を混ぜたヴァージョンをパフォーマンスしたのである。
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わかりあえる日まで(by the day we see eye to eye)
                         詞、曲、山下富美雄
   「この広い宇宙の片隅に ポツンとひとつ星がある。
    青く輝くその星に 命に輝くその星に
    ぼくらはみんな住んでいる。 ひしめきあって生きている」

   1.膚が違う 瞳が違う 国が違う 夢が違う 言葉が違う
     ライララララ ライララララ ライララララ
     ライララララ ライララララ ライララララ

      もしも世界の 果てに住もうと
      人を愛する 心は変わらない

      もしもあなたに いつか会えたら
      こんな気持ちで 包んで歌おうか この歌
     
      世代を超えて 人種を超えて すべてを超えて
      わかりあえる日まで
 Every time we share sad tears, our pains melt like the ice,
We become full of joy for living life in this world.

 Can’t you see how we survived? can’t see how we revived?
Take my word see my way.
I’m gonna take you to my soul with this song.

 Sing across the centuries, jump across the countries,
Sing across the histries,by the day we  touch heart to heart.

 Winds no difference,  clouds no difference, lights no difference,
Skies no difference, seas no difference, lands no difference

lai- la la la la, lai- la la la la, lai- la la la la la,

lai- la la la la, lai- la la la la lai- la la la la la


 Sing across the fires, jump across the wires ,
Sing across the desires,by the day we  walk hand in hand.

Sing across the whole earth, jump across the voyagers,
Sing across the universe.by the day we  see eye to eye.
By the day we  smile heart to heart.

 Brothers with you, sisters with you, my friends with you.
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そしてその模様は同年九月十四日午後九時、
『ひびけ いのちの歌声 第1回アジアわたぼうし音楽祭』と題してNHKTVで放映された。
当時の担当ディレクター、寺谷一紀(いちき)氏は、のちにアナウンサーに転じて活躍している。
fumio


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nara  


1989年、毎日新聞に募集が掲載された「第15回わたぼうし音楽祭」は8月に奈良文化会館で開催された。わたしはその音楽フェスティバルのコンテストにおいて「わかりあえる日まで」という曲をライヴパフォーマンスして優勝した。
それで、2年後の1991年にシンガポールで開催される予定の「第1回アジア太平洋わたぼうし音楽祭」の日本代表となったのだった。あらゆるものの違いが悪いものではなく大切なものという分断から統合へのコンセプトが受け入れられる時代に入ったのだろうと思った。
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<わかりあえる日まで>
  (by the day we see eye to eye)詞 曲 山下富美雄
                        
「この広い宇宙の片隅に ポツンとひとつ星がある。
    青く輝くその星に 命に輝くその星に
    ぼくらはみんな住んでいる。 ひしめきあって生きている」

   1.膚が違う 顔が違う 瞳が違う 国が違う 夢が違う 言葉が違う
     ライララララ ライララララ ライララララ
     ライララララ ライララララ ライララララ

      もしも世界の 果てに住もうと
      人を愛する 心は変わらない

      もしもあなたに いつか会えたら
      こんな気持ちで 包んで歌おうか この歌
     
      世代を超えて 人種を超えて すべてを超えて
      わかりあえる日まで


   2.わかち合うたび 溶ける悲しみ
     生きる喜び 心に甦る

     人と人との 熱いつながり
     確かめあうため 命のあるかぎり 歌おう
     
     時代を超えて 文化を超えて 歴史を超えて
     わかりあえる日まで

     風は同じ 雲は同じ 光は同じ 空は同じ 海は同じ 大地は同じ
     ライララララ ライララララ ライララララ
     ライララララ ライララララ ライララララ

     戦さを超えて 砦をこえて はざまを超えて
     わかりあえる日まで 

     地球を超えて 銀河を超えて 宇宙を 超えて
     わかりあえる日まで 愛しあえる日まで

     あなたと あなたと あなたと

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fumio


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