あの東日本大震災から5年。
つまり復興期間を20年度までの10年間とした、前半の5年間の集中復興期間が
終わったことになる。
しかし フクシマ原発事故を含む避難者は なお17万人いると言うし、岩手・
宮城・福島の3県でプレハブ仮説住宅での生活を余儀なくされている人は5万
7千人も、更に原発事故での帰宅困難地域の県外避難住民は4万3千人とか。
こんな状況を知らされると、とても順調に復興が進んでいるとは思えないが
、総額26兆円つぎ込んでいるのでインフラの整備は出来ているのだろう。
少なくとも政府の認識はそうだ、後半の5年間の方針を避難者の心身ケア・
災害公営住宅や高台移転を17年度までに終える・慣行水産加工業の振興・農業
の大規模化・原発廃炉・汚染水対策・除染・避難指示の解除等となっている。
生活インフラは整備されつつあるので次のステップ・・・の考えだ、被災者の
方の実態が我々には断片的にしか分からないことと、災害が大きすぎて我々の
理解を超えるので大枠では信じる以外ないが。
本当に生活復興が出来つつあるのか? テレビや新聞の特集を見ていると、生活
復興がなかなか進んでいない感じだ。
後半5年は生活復興出来るきめ細かい対応を期待したい、また10年で打ち切りと
機械的に考えず実態に即した復興事業としてほしいものだ。
我々に出来ることは風化させないこと、風評に加担しないこと等だ。
ホント 3.11のあの光景と被災者の方のことをを忘れないように心掛けたいもの。