風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

今日の一期一会

2018年11月11日 | 散歩でみたいきもの


コガネグモの卵



コガネグモの子どもは約1ヶ月で孵化して
この袋の中で集団生活をします

来年の春遅くに、ここから1000匹くらい!
うじゃうじゃと出てきて
それぞれ旅立っていきます。

こうして成虫まで生き残って
卵を産めるのは何匹くらいなんだろう?

コガネグモの寿命は1年です。

1年でここまで体が大きくなるのも
すごいなぁ




タマスダレの茎にいました。
「ハマオモトヨトウ」という、ヨトウムシの仲間でした。
体がくるっと丸まった写真をネットで見ましたが
すごく可愛い。

今度見掛けたら、丸めてみたいです(^^)




疣足(イボアシ)でしっかり茎につかまっています。





ミノムシの巣の材料は
現地で調達しているので
見つけた場所によって様々な造りです。

私は特に「カイヅカイブキ」で作った巣が好きで
たまに、惚れ惚れするような「匠の技」に出会います。

今日見つけた巣も、1本の枝がアクセントになった
お洒落なデザインでした(笑)




トノサマガエルが
日向ぼっこしていました。

一瞬、ウシガエルかと思った程
立派な殿さまです。
でも、これだけ大きいのはメスかな?
姫さまかも(^^)

私の姿を見ても知らん顔。
2匹で「今年の冬眠場所」について
会話しているようでした。



ヨモギに付く虫こぶです。

名前を調べてるのですが
茎にできるか、葉にできるかで
違う名前になるそうです。

虫こぶの名前は
「植物の名前」+「できた場所」+「虫こぶの形状」+「フシ」
の順番で命名されます。

なので、この可愛い丸い虫こぶは
「ヨモギ・ハ・シロケタマ・フシ」(多分)

ヨモギの葉にできた、白い毛の玉という意味です。
面白いので、色んな虫こぶを知りたくなりました。

触ってみたら、けっこう硬かったです。



自宅の辺りを縄張りにしている
ハシボソカラスの夫婦です。

観察を始めて6年経ち
あちらも私を認識していて
散歩から帰る姿が見えると飛んできます。

2羽が夫婦になって何年目かは分りませんが
毎年、繁殖の時期になると電柱の上で
「イチャイチャ」し出します(^^)
羨ましいほどの仲良しぶりです。

毛布に包まった卵

2018年11月10日 | 散歩でみたいきもの
先日、読者登録させていただいた
「二丁目のヒコーキ雲」さんのブログで
ミノウスバという蛾を知りました。


幼虫の姿も知りたくて、画像検索したら・・・
なんと、庭のマサキの葉を食べ尽くす
イモムシたちでした!

さっそく庭へ行ってマサキの葉を見てみたら
ミノウスバが!いるいる(^^♪

上の写真は、オスで
触覚が太いのが特徴です。




こちらはメス。
手のひらに乗せたら、ひっくり返って
死んだふりをしていたので
この隙に、じっくり観察^m^



メスは産卵すると、体に生えている毛で
卵を覆って保護するそうです。

今朝、メスの蛾がとまっている枝をそーっと
引っくり返してみたら、卵がありました。







自分の体毛を抜いて、卵を包むなんて
深い親の「愛情」を感じてしまうけど・・・
違うんでしょうね(笑)

孵化は早春、3月頃だそうです。
「ミノウスバの一生」観察してみたいです。

忘れないように
枝に印をつけておきましょう(^^♪

ゾウムシ

2018年11月09日 | 散歩でみたいきもの

朝の散歩で川沿いを歩いていたら
まだまだ元気に茂っているクズの葉の上に
黒っぽい「点」を見つけました。




うちで調べたら
「オジロアシナガゾウムシ」という名前でした。

漢字で書くと、「尾白脚長象虫」です。
お尻が白く、脚が長い象みたいな虫。
見た目そのままの名前です(^^)

めっきり虫が少なくなって
歩いていても誰にも会わないこの季節に
こんな可愛い昆虫と出会えて
なんか嬉しい(笑)




このゾウムシの体は白黒模様ですが
本当は全体は黒色で
毛が生えている部分が白く見えているそうです。
「パンダは毛を剃ると全身が白い」と似てる?(笑)
象の鼻に見えるのは口。


危険を察知するとすぐに「死んだふり」をする習性があって
2匹いたうちの1匹は、私が葉を触った瞬間に
手足を引っ込めて、ポロリと下へ落ちました。




残った1匹をそっと手に乗せると
しばらく死んだふりをしていましたが
起き上がって、指先へむかって歩き出しました。

これが本物の象だったら・・・

手のひらで像を遊ばせる
巨人になった気分でした(笑)




飛ばないだろうと思っていたら
翅を広げて
意外によく飛ぶんだそうです。

今度は飛ぶところも
見てみたいです(^v^)

ジョロウグモの脱皮

2018年11月05日 | 散歩でみたいきもの
ベランダに洗濯物を干しに行ったら
蜘蛛が脱皮している最中でした。










ピッチピチのスキニーデニムを脱ぐのに
2本足でも苦労するのに・・・

産みの苦しさ?
とはちょっと違うけど
命懸けいう感じが伝わってきて

洗濯物のことを忘れて
息を飲んで、応援してしまいました。


蜘蛛の一生について
よく知らないことに気付きました。
ジョロウグモの寿命は何年なんだろう。

隣りで暮らしているのに
身近ないきものこと
知らないことばかりです。


縦の糸はあなた・・・

2018年11月05日 | 散歩でみたいきもの
蜘蛛の「縦糸」は粘らないってこと
昆虫たちには常識なのかな?
という出来事がありました。

庭で大きな網を張っている
ジョロウグモの縦糸に
黒いツブツブが
くっ付いているのを発見しました!

最初ゴミかと思って
でもよく見たら、何かの卵でした。



うわ~
蜘蛛の糸に産卵するなんて!
孵化したら、即「餌」じゃないの?(ll゚д゚)

次の日の朝見に行ったら
ツブツブの辺りがモサモサ動いていたので
写真を撮って見たら
卵から小さな幼虫が次々と出てくる所でした。





ジョロウグモは知らん顔です。

生まれた我が子は
小さすぎるから「餌」にはならないって
親は分ってて、ここに産んだのかな?

だったら凄いな~

数匹捕まえて
飼ってみたいと思いましたが
食草が分らないからやめておきました。




なんの幼虫なんだろう。
卵と幼虫の姿でわかる方がいらっしゃったら
ぜひ教えてください(^^)

付近の葉っぱで大きくなったら
また姿をみられるかも。
楽しみです♪