風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

種のものがたり

2020年03月04日 | タネをひろってきたり、まいてみたり
拾ってきたいろんな「木の実」を、種まきしたことの、続きです(^^)/


日にちが経つにつれ、どんどん記憶が薄れて
種をどこで拾ったのかすら忘れてしまって
思い出しながら写真を探すのが大変でした(笑)

今年こそは、「すぐやる!」人になりたいです(^^ゞ

「ウバユリ」(たぶん)の種は、神社で見つけました。


素晴らしい細工のサヤ。
誰がデザインして作ったんだろう・・・と感動します。


オブラートに包まれた薄い種も、信じられないくらいきれい。


ポリポットにまいて、残りは庭に飛ばしました。


同じ神社の林に生えていた「ハナミョウガ」の実も貰ってきました。


ハナミョウガは、ショウガ科の植物で、種から取り出した種は
「伊豆縮砂」という生薬になります。


匂いが、ショウガのような、ミョウガのような・・複雑な感じ。


種は名前の由来になった「砂粒」のように、角がありゴツゴツしています。
水できれいに洗ってまきました。


「コウヤボウキ」は、庭に生えていたら素敵だなぁと思って
散歩の途中で採ってきました。


コウヤボウキとそっくりなこの種は・・・
なんだったか、忘れてしまいました(^^ゞ


庭でツワブキの種を採ったような記憶があるので、一応ツワブキとしました。


こちらは、野生の柿。
奧殿陣屋に行ったとき、道に落ちていたのを拾いました。


実の大きさは、ピンポン玉くらいです。
それでも、鳥の貴重な食糧のようで、食べられた実がたくさん落ちていました。


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去年もまいたけど、芽が出なかった「スズメウリ」です。


リースを作った秋の頃が懐かしい(^^)


種の形は、ウリ科の植物らしく、キュウリやスイカの種に似ていました。


「クチナシ」もまいてみました。


熟した実の、中身を見たのは初めてです。
石の上で潰してみました。ねっとりとしていて、ジャムみたいで美味しそう!


このあと、指に付いた色が、なかなか取れませんでした。


それから、これは「ナギ」の実です。
神社の境内にナギの大木があって、地面を埋めつくすほど実が落ちていました。


落ちた種から生えた苗木が、けっこうあったので発芽率がいいのかな?


果実を剥くと、マカデミアンナッツみたいで、なんだか美味しそう(#^.^#)


実を剥いてまくものか分からなかったので、両方試してみます。


あとは、岡崎公園で拾ってきた「どんぐり」
種類がわからないけど、落葉しないどんぐりの木の下に落ちていました。


どんぐりのをまくといつも、トトロの踊りを思い出します(笑)


最後に・・・子ども美術博物館で拾ってきた「ヤドリギ」


プチッと実をつぶすと、ゼリーに包まれた種が一粒出てきます。
種の両端には、人の想像を絶するほど伸びる、卵の台座みたいな糸状の物質が付いていて
これが木の枝に絡まって、種を留まらせ発芽するそうです。


庭のオガタマの木の幹に、まいてみました。
まくというより、その伸びる糸を巻き付けて縛ったという感じです。

宿り木が庭にあるなんて・・・想像しただけで楽しいででしょ(^m^)

ひとつでも、芽が出たら嬉しいなぁ
でも、芽が出なかったとしても、楽しい種まきでした。
これから毎日「、芽が出たかな~」と、ポットの中を覗く日々が続きます(#^.^#)