風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

定点観察「ユリノキ」「モミジバフウ」など

2020年03月18日 | 好きな木、好きな場所
暖かくなってきたので、なにか変化があるかと思って
仕事の帰りにユリノキを見に行ってきました(^^)
前回から約2週間ぶりです。

う~ん、ぱっと見は変わりなしです。
左が今日、右は2週間まえです。


この冬芽がカパッと開くのは、やっぱり4月かなぁ


桜も、あまり変わってない感じだけど・・・


これは3月3日の花芽で


そして、こっちが今日の。

前に撮った枝を忘れちゃって、違う枝の芽なのですが(^^ゞ
ちょっとだけ、膨らんできている気がしました!

モミジバフウも、変わりなし。。。

風が強くて、花芽の写真は撮ったものが全部ボケてました(笑)

日時計のエノキの
影が素敵でした。


「おかざき世界こども美術博物館」
子美術って普段は呼んでるけど、ホントはこんなに長い名前の施設です。
コロナウィルス感染予防のため、臨時閉館になっていました。


芸術の森は、いつもと同じように、誰もいなくて
ぐるっとひと回り、歩いてきました。

ここは桜が咲くと、景色が変わるね(^^♪

明日には花がひらきそうなミツバツツジ!
つぼみがみんな帽子をかぶっていて、可愛かったです(^^)


この前まいてきた「ヤドリギ」の種が、ちゃんと木にくっ付いていました。


いろんな鳥がいました。
コゲラ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラなどなど。
さえずりながら、あちこち飛んでるんだけど、きれいに写せない(^^ゞ


アリの巣も、今年初めてみました。


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今日見た中で、一番変化があったのは、ここ!
工事で水がなかった池に・・・


水が入っていました。


この池の底を歩いたことを、何年も忘れないと思います。


今日も一日無事に済みました。
ありがとう
おやすみなさい(^^)/

ミノウスバの観察 2020年

2020年03月18日 | 庭でみたいきもの
去年の11月、産卵のために帰ってきたミノウスバのことをブログに書きました。
(虫が苦手なかたは、この先閲覧ご注意ください(^^ゞ)


あれから4か月・・・
月日の経つのは早いもので、その時にメスが産んでいった卵から、無事に(笑)幼虫が生まれました。
【3月9日】


上の写真は、茎に産み付けられた卵から幼虫が、新芽まで登ってきているので
たぶん孵化から1日経っていると思います。
2019年は、3月11に孵化しました。
今年は3日ほど早いです。

マサキの新芽が展開する様子は、花びらが開いていくようにも見えて
前年の葉の緑色と、明るい黄緑色とのコントラストが華やかです。


今、こんな感じに開いている葉とは違い・・・


灰色っぽく、閉じたままの芽があったら
そこには「ミノウスバ」の幼虫が高い確率でいます!

なので・・・もし駆除したいのなら、この状態の今が一番のチャンスなのですが(;'∀')

茎で孵化した幼虫は、ひとまず新芽の先へ集まり
先を競って、急いで芽の中へもぐり込みます。
天敵から身を守るためでしょうが、小さな虫の本能は凄いなと思います。


こうして、2~4個の新芽を集団で渡り歩きます。
次の芽へ、移動中の写真です(^^)


その後、広がった葉の表面に集まって、しばらくは集団でいますが
4月の初め頃、グループを解散して別行動になり、以降おそろしい勢いで葉を食べまくります。
普段あまり注目されていない(と思う)マサキの木が、なんだかスカスカしてきて
あ~!毛虫がいる(゚Д゚;)と気付くのが、4月頃なのです。
ちなみに、この毛虫には毒がありません。触っても大丈夫です(^^)/

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さっき、去年見つけておいた、ミノウスバの「マユ」を見てきました。


上部に穴が開いていて、このマユは無事に羽化したみたいでした。


ミノウスバの幼虫は、5月の初めになると、集団で木から離れていきます。
そして、どこか違う場所でマユを作り、サナギになります。

マサキは丸坊主になるけど、めちゃめちゃ強い樹木なので
幼木でなければ、あっという間に葉を茂らせ、元の姿に戻っていきます。

なので・・・
それほど普段は気にしていない(笑)マサキの木がお庭にあって
それが虫食いになっていたら
今年はそっと見守りつつ、観察なんかしてみてはいかがでしょうか^_^;