風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

イチョウウキゴケの栽培に挑戦! 1年間のまとめ

2021年07月24日 | イチョウウキゴケ
準絶滅危惧種の「イチョウウキゴケ」の
栽培実験?を始めてから
約1年が経過しました。

田んぼで見つけた4個のウキゴケから
ちゃんと育つか心配しながら
スタートした栽培でしたが・・・
絶滅を危惧されているのが信じられないほど
想像を絶する勢いでウキゴケさんは
日々増殖していきました(@_@)

真夏になっても、成長分裂は止まらず
栽培容器が手狭になって
ヌマエビを飼育している容器へ
分散して移動させました。


その後エビに食べられながらも
増え続けて、2020年11月
「寒い冬を越せるか、観察を続けます」
初めての冬、どうなるのかな?で
夏から秋までの観察が終わったのですが


結果から言うと、イチョウウキゴケは
無事に越冬できました。
2月の厳冬期に、庭で凍ってもビクともせず
元気に春を迎えられました\(^o^)/


私が住んでいる所は
冬場の最低気温が0度前後くらいで
比較的暖かい地域なのですが
イチョウウキゴケは凍っても大丈夫なくらい
寒さに強い性質のようです。


土に植えたものも


なんとか生き残りました。



冬が終わり、春がきて
そして夏!
今現在のイチョウウキゴケの姿がこれです。


大きい葉っぱは「ヒシ」で
その周りに点々と浮いている
ハート型をしたものが
越冬したイチョウさんです。


実は、ずいぶん小さくなってしまいました(´A`)


たぶん、同じように冬を越した
ヌマエビの団体さんたちが、ウキゴケを食べる時
ツンツンと裏側から突くので
その振動で、分裂してしまったのだと思います(^^ゞ


ベランダで発泡スチロールのフタをしつつ
寒さ除けをしたものは
日照不足だったのか?
こんな色に変わってしまいました。


**
さて、これからどうしよう?
小さくなったウキゴケさんは、元の大きさに戻るのか?
色素が薄くなってしまった子は再生する?
きれいな形のまま越冬させるには
何か方法があるのか?
前に見つけた田んぼに
もう一度、ウキゴケさんを探しにいこうかなぁ

***
などなど、思案していたところ
なんと!
散歩の途中で見つけてしまったのです\(^o^)/


細い用水路を、なんの気なしにふと覗いたとき
浮いている水草の形が、あれ?ハート型?


キャ~!うそみたい。
それは、ぎゅうぎゅう詰めの
イチョウウキゴケでした(#^.^#)


すごく不思議です。
何年も歩いてきた道なのに
どうして今、見つけたんだろう?
う~~~、神さまありがとう!

またまた新しい観察が始まる
トキメキの予感がしてきました(笑)