先日、バセドウ病の検査に行ってきました。
前回の検査の日は9月の初めで、あちこちの田んぼで稲刈りをしていて
まだ暑かったのを覚えています。
検査後、「この次の検査は冬・・・寒くなっているだろうなぁ」なんて
小雪が舞い散る景色を思い描いていたのですが・・・
年末とは思えないほどの暖かさで、コートも着ないで出掛けました(笑)
待合室で番号を呼ばれ、先生の前に座ると、第一声
「○○さん、今回の結果はバッチリでしたね!」と
初めて先生から先に言って貰えました。
調子はどうですか?、良いです。
そうですよね~(^^)って。
今回の検査では、1項目だけ「TRAb」の数値が高めでしたが
あとはぜんぶ正常値に収まっていました。
2012年3月 2019年12月
初回検査 今回検査値 基準範囲
TSH 0.01 → 3.02 (0.5~5)
F-T3 22.33 → 2.57 (2.3~4.3)
F-T4 7.77 → 1.07 (0.9~1.7)
TRAb 25.4 → 2.3 (2.0未満)
TRAbとは、甲状腺を刺激する自己抗体です。
これが、「もっとホルモン出せ~」と脳に指令しているそうです(^^ゞ
細菌やウイルスなどの「異物」が体の中に侵入してくると
これらに抵抗する物質(抗体)が作られます。
でも、何かの原因で、自分の細胞に対して抗体をつくってしまい
自分の体を攻撃してしまうことがあります。
この抗体を〈自己抗体〉といいます。
TRAbの値は、診断目的以外に、バセドウ病の勢いを調べる目安にもなって
病勢が鎮まってくると、抗体の値も低くなってくるそうです。
良くなったり、悪くなったりを繰り返して
そのたび一喜一憂して、泣いたり笑ったり、いつの間にか泣かなくなったりしながら^^
約8年かかって、やっとここまで来られました。
これからまた、悪化することもあるかもしれないけど
辛い時ほど、感謝しよう!の気持ちを忘れずに(忘れるけど(笑)思い出して)
これからも「バセドウさん」と共に、生活していきたいと思います(^^)
バセドウ病の症状は
「動悸」、「頻脈」、「手指のふるえ」、「息切れ」
「食欲があるのに体重が減少する」、 「汗が多い、暑がり」
「倦怠感」、「神経質で気分がイライラする」、「微熱がある」などです。
私はすべての症状があったのですが、それまで超健康体だったので
病院に行く習慣もなくて、更年期のせいだと思い込んでしまいました。
2年間も我慢していたのですが、手が震えて文字が書けなくなって
かなり悪化してから病院へ行きました^^;
上記のような症状が出たら、血液検査ですぐに診断できるので
迷わず早めに検査を受けることをお勧めします!
****************************
病院の帰り道(冬編)は
以前、道に迷って出会ったお寺「高隆寺」へ行ってきました♪
暖かいけど、冬の山寺はどんな感じかな?
ワクワクしながら、前に間違えた道を、今回はズンズン進んで行ってきました。
石段の前にある、細長い建物は
のぼりを立てる時に使う長い「棒」が仕舞ってあるのですが
この建物の名前を知りたくて、調べたけど名称は分からず・・・
屋根瓦がとても立派です(^^)
さあ、出発します♪
2回目だけどドキドキします。
この前来たときは6月で、立ち止ると虫に刺されるから
急ぎ足で通り過ぎた場所も、ゆっくり見る事ができました。
この地点がいちばんいい眺めです。
木の幹に黒い筋が、地面から始まって、高い枝まで続いていました。
アリの作ったトンネル状の道「蟻道」です!
調べたら、白アリの蟻道は丈夫で、黒アリのは触るとすぐに崩れる程、もろいそうです。
これは触ったら崩れたので、黒アリの道だったのかな。
ふと見上げると・・・
この石段の細い道も、なんだか蟻道に似ています^m^
端っこの段を踏むと崩れそうで(^^ゞなるべく真ん中をあるきました。
石を覆うマメヅタが、枝分かれして伸びている様子は、まるで生きもののようです。
きのこ発見♪
きのこって、会えただけでもテンションがあがります。
なんというきのこでしょうね^m^
お寺が見えてきました。
登り切った灯籠の下に、赤い実がなっていました。
長い棘を持つ「アリドオシ」です。
トゲは硬く鋭くて、指で押したら血が出そうでした。
「蟻通し」、名前の由来は2つあって、ひとつは「長いトゲが蟻のような小さなものでも突き通す」の意味と
もうひとつは「トゲの多い枝が地上低く横に広がるので、蟻ぐらいしか、その下を通ることができない」です。
私は「蟻しか通れない」の方がしっくりくると、初めて見た時にからそう思っていますが、どうかなぁ(^_^)
髙隆寺の山号は「多宝山」です。
昔、お寺は山の中に作られていて、その所在地の山の名前が「山号」になったそうです。
平地にあるお寺には、山号がないものもあるそうで・・・興味がムクムクわいてきて(笑)
機会があったら調べてみたいと思います。
お稲荷様。
フジの咲く季節にも、来てみたいです。
お寺の境内から、さらに山道を登って
あそこから来ました(^^)
うちに帰ってきて、こうして写真を見てみると
背景がほんのり変化しているけど、覚えがある景色ばかり。
まえに行った時と同じ場所で立ち止まって、写真を撮っていることに気づきました(笑)
好きなものは変わらないのですね~
でも、今回は帰り道にこっちの道を選んだようです。
下に見えるのがお寺の本堂です。
めちゃめちゃ傾斜のあるコンクリート舗装の坂道で、歩くのが怖いほど。
なんのために作ったのか?まさか、ご住職が原付バイクで登るため?
ズリズリとゆっくり歩きながらも、斜面の土手に植物を見つけました。
種から芽生えたアジサイです。可愛い(#^.^#)
足元の黄色い落ち葉は、タカノツメです。
山の中で突然、甘い香りがするとき、この葉が地面に積もって湿っています。
タカノツメの葉にある成分は、落葉して地面にある酵母菌と出会うと、キャラメルのような香りを発するそうです。
出会いって本当にいつも不思議です(^^)
次回の診察は4月の予定です。
調子が良いので、初めて4ヶ月後になりました。
もう桜が咲く季節ですね^^
その頃、周りはどんな景色になっているかな?
私もいまと変わっているかなぁ
未来のことはわからないけど
毎日を大切にして過ごしていきたいと思います(^^)
前回の検査の日は9月の初めで、あちこちの田んぼで稲刈りをしていて
まだ暑かったのを覚えています。
検査後、「この次の検査は冬・・・寒くなっているだろうなぁ」なんて
小雪が舞い散る景色を思い描いていたのですが・・・
年末とは思えないほどの暖かさで、コートも着ないで出掛けました(笑)
待合室で番号を呼ばれ、先生の前に座ると、第一声
「○○さん、今回の結果はバッチリでしたね!」と
初めて先生から先に言って貰えました。
調子はどうですか?、良いです。
そうですよね~(^^)って。
今回の検査では、1項目だけ「TRAb」の数値が高めでしたが
あとはぜんぶ正常値に収まっていました。
2012年3月 2019年12月
初回検査 今回検査値 基準範囲
TSH 0.01 → 3.02 (0.5~5)
F-T3 22.33 → 2.57 (2.3~4.3)
F-T4 7.77 → 1.07 (0.9~1.7)
TRAb 25.4 → 2.3 (2.0未満)
TRAbとは、甲状腺を刺激する自己抗体です。
これが、「もっとホルモン出せ~」と脳に指令しているそうです(^^ゞ
細菌やウイルスなどの「異物」が体の中に侵入してくると
これらに抵抗する物質(抗体)が作られます。
でも、何かの原因で、自分の細胞に対して抗体をつくってしまい
自分の体を攻撃してしまうことがあります。
この抗体を〈自己抗体〉といいます。
TRAbの値は、診断目的以外に、バセドウ病の勢いを調べる目安にもなって
病勢が鎮まってくると、抗体の値も低くなってくるそうです。
良くなったり、悪くなったりを繰り返して
そのたび一喜一憂して、泣いたり笑ったり、いつの間にか泣かなくなったりしながら^^
約8年かかって、やっとここまで来られました。
これからまた、悪化することもあるかもしれないけど
辛い時ほど、感謝しよう!の気持ちを忘れずに(忘れるけど(笑)思い出して)
これからも「バセドウさん」と共に、生活していきたいと思います(^^)
バセドウ病の症状は
「動悸」、「頻脈」、「手指のふるえ」、「息切れ」
「食欲があるのに体重が減少する」、 「汗が多い、暑がり」
「倦怠感」、「神経質で気分がイライラする」、「微熱がある」などです。
私はすべての症状があったのですが、それまで超健康体だったので
病院に行く習慣もなくて、更年期のせいだと思い込んでしまいました。
2年間も我慢していたのですが、手が震えて文字が書けなくなって
かなり悪化してから病院へ行きました^^;
上記のような症状が出たら、血液検査ですぐに診断できるので
迷わず早めに検査を受けることをお勧めします!
****************************
病院の帰り道(冬編)は
以前、道に迷って出会ったお寺「高隆寺」へ行ってきました♪
暖かいけど、冬の山寺はどんな感じかな?
ワクワクしながら、前に間違えた道を、今回はズンズン進んで行ってきました。
石段の前にある、細長い建物は
のぼりを立てる時に使う長い「棒」が仕舞ってあるのですが
この建物の名前を知りたくて、調べたけど名称は分からず・・・
屋根瓦がとても立派です(^^)
さあ、出発します♪
2回目だけどドキドキします。
この前来たときは6月で、立ち止ると虫に刺されるから
急ぎ足で通り過ぎた場所も、ゆっくり見る事ができました。
この地点がいちばんいい眺めです。
木の幹に黒い筋が、地面から始まって、高い枝まで続いていました。
アリの作ったトンネル状の道「蟻道」です!
調べたら、白アリの蟻道は丈夫で、黒アリのは触るとすぐに崩れる程、もろいそうです。
これは触ったら崩れたので、黒アリの道だったのかな。
ふと見上げると・・・
この石段の細い道も、なんだか蟻道に似ています^m^
端っこの段を踏むと崩れそうで(^^ゞなるべく真ん中をあるきました。
石を覆うマメヅタが、枝分かれして伸びている様子は、まるで生きもののようです。
きのこ発見♪
きのこって、会えただけでもテンションがあがります。
なんというきのこでしょうね^m^
お寺が見えてきました。
登り切った灯籠の下に、赤い実がなっていました。
長い棘を持つ「アリドオシ」です。
トゲは硬く鋭くて、指で押したら血が出そうでした。
「蟻通し」、名前の由来は2つあって、ひとつは「長いトゲが蟻のような小さなものでも突き通す」の意味と
もうひとつは「トゲの多い枝が地上低く横に広がるので、蟻ぐらいしか、その下を通ることができない」です。
私は「蟻しか通れない」の方がしっくりくると、初めて見た時にからそう思っていますが、どうかなぁ(^_^)
髙隆寺の山号は「多宝山」です。
昔、お寺は山の中に作られていて、その所在地の山の名前が「山号」になったそうです。
平地にあるお寺には、山号がないものもあるそうで・・・興味がムクムクわいてきて(笑)
機会があったら調べてみたいと思います。
お稲荷様。
フジの咲く季節にも、来てみたいです。
お寺の境内から、さらに山道を登って
あそこから来ました(^^)
うちに帰ってきて、こうして写真を見てみると
背景がほんのり変化しているけど、覚えがある景色ばかり。
まえに行った時と同じ場所で立ち止まって、写真を撮っていることに気づきました(笑)
好きなものは変わらないのですね~
でも、今回は帰り道にこっちの道を選んだようです。
下に見えるのがお寺の本堂です。
めちゃめちゃ傾斜のあるコンクリート舗装の坂道で、歩くのが怖いほど。
なんのために作ったのか?まさか、ご住職が原付バイクで登るため?
ズリズリとゆっくり歩きながらも、斜面の土手に植物を見つけました。
種から芽生えたアジサイです。可愛い(#^.^#)
足元の黄色い落ち葉は、タカノツメです。
山の中で突然、甘い香りがするとき、この葉が地面に積もって湿っています。
タカノツメの葉にある成分は、落葉して地面にある酵母菌と出会うと、キャラメルのような香りを発するそうです。
出会いって本当にいつも不思議です(^^)
次回の診察は4月の予定です。
調子が良いので、初めて4ヶ月後になりました。
もう桜が咲く季節ですね^^
その頃、周りはどんな景色になっているかな?
私もいまと変わっているかなぁ
未来のことはわからないけど
毎日を大切にして過ごしていきたいと思います(^^)
辛い経験が倍返しの(光)に変わることをお祈りいたします。
挫折の無い傲慢な方では決して見ることのできない情景を、鍛え抜かれた審美眼でご覧くださいね・・・
(いいね)はファイトの(いいね)です。
結果が良くて何よりでした!
良いお正月が来ますね!!
立派なフジ、さぞ気折れイナ花が咲くのでしょうね?
今年は私の所も竿燈地方の友人の所でも、花は咲きましたが、実が出来ませんでした。
裏年?
そちらはいかがでしたでしょう?
一見他の人には分からない病気だけに、誤解とかもあったことでしょう。
たくさんの汗をかいて、やっと緩やかな丘に登り出たのでしょうか。
別の意味では、バセドウさんの後には苦難だけでなく達成感や喜びも隠されていたのですね。
闘っていたからこそ見られたfuyuさんの世界に改めて感謝です。
深い言葉ですね。
人は少しずつ強くなれるんですね。
暮れも押し詰まったこの時期に
ホントに嬉しいニュースが入って来ました。
次回、「桜咲く!」だったらいいなぁ。
「多宝山」ご利益ありそうです!
病だけではなく、どうにもできない辛い事が続くと
心身ともにボロボロになりますね。
いつか、それを受け入れられたとき強くなれるのかな。
強さは優しさです^^
優しい人になりたいです。
ファイトのいいねを、ありがとうございました(^^)
そうそう、虫の写真を撮る怪しい私に声を掛けてくれるのは
ほぼ70代くらいの方たちだけです。
この年代の方のお話は本当に面白いので、話が弾んでしまいます。
その他の人たちには、私の姿は見えないようで、みんなスルーですよ(笑)
長い経過の病ですか・・・本当にそうですね。
完治しないので、長い付き合いになって、やがてお互いに気心が知れる(笑)
どうして私がこの病に選ばれたのか?
それまで超健康体だったので、不思議で仕方ないけど
きっと何かわけがあるのでしょうね。
フジの花にも、表と裏があるって知りませんでした!
でも、それを感じることが先日ありました。
去年はフジの実が沢山ぶら下がっていた場所に、今年はまったく無いんです。
フジも生き物なので、体調に合わせて調節しているのかもしれませんね^^
私はもともと根性がないので、すぐにあちらに合わせようと思いました(^^ゞ
一見他の人には分からない病気や、怪我、障害、悩みなど
言わないけど、元気そうに見える人も、みんな何か荷物を持っていることを
想像できるようになりました。
自己免疫、アレルギーもそうだけど、自分と和解できる日が来るのを待ちます(^.^)
いつもありがとうございます^^
旅の途中です(笑)
泣くなら、うれし泣きがいいですね(*^_^*)
ありがとうございます(^^)
偶然めぐりあったお寺の
ご利益があったのかもしれません。
次回は4月。
遠いようで、あっという間に来るから参ります(笑)
桜咲く!季節。
また一年、虫や鳥の日々が始まるのが楽しみです。