長岡市から高速道路で2時間。
群馬県の武尊山には
四方から登山コースがありますが、
今回は新潟から一番近い
武尊神社の登山口から登ります。
水上インターで高速道路を降り、
藤原湖や水上宝台樹スキー場方面に向かいます。
藤原湖の近くで、
短いトンネルを抜けて大きく右折すると、
裏見滝と武尊神社の駐車場近くに
登山口があります。
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少し時間がさかのぼりますが、
もう少し尾瀬に向かえば、
紅葉スポットの照葉峡があります。
車を運転中に見た、
逆光の中に落ちるカラマツの黄葉が、
金色のベールに包まれたようで幻想的で、
その日から紅葉は赤だけではないと
思うようになりました。
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さて、きょうの駐車場は先客15台ほど。
関東方面からが多く、
一番遠方は尾張小牧ナンバーでした。
3時間くらいの登りを予定しており、
準備も簡単に、
後から来た登山客にあいさつをして、
8:15出発。
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林道を40分くらい歩くと分岐点に、
山頂への最短コースの
手小屋沢避難小屋方面へ左折。
しばらく樹林帯を登ります。
広葉樹・針葉樹が交互に続く登りの道は、
人の手が最小限に加えられて、
山に来たという感じがします。
広葉樹のテリトリーは
日が差して黄色に輝きます。
登り続けて1時間半ほどで
尾根道の分岐に出ました。
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ここからしばらくは
オオシラビソやコメツガに覆われた
平坦な道が疲れを癒します。
今日の核心部に向けて力を蓄えます。
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やがて道が険しくなり、核心部へ。
下の岩場は角度があるので余裕がありますが、
最後の長い鎖場は10mほど、
角度もきびしいものでしたが、
手がかり・足がかりがあるので、
なんとかクリアできました。
両サイドが切れ落ちていないので、
岩に包まれているようで安心感があります。
岩場をクリアすると
1枚岩の展望台から、
尾瀬の至仏山や燧岳の雄姿が一望できます。
頂上まではあと少し。この辺から、
上州の名物、風が出てきました。
右手の尾根道の先には、
剣ケ峰山(沖武尊)が見えます。
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山頂まで最後の上り
頂上では、
神奈川県伊勢原市から一人で来られた先輩と
百名山の話でくつろぎました。
先輩は剣岳・槍ヶ岳を含め
50座くらい登られたそうです。
新潟の山は経験がないらしく、
夏の妙高山・火打山をおすすめしておきました。
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下山は、剣ケ峰山経由です。
疲れた体にこたえる小ピークを、
時々振り返りながら進みます。
こちらから見た
おおらかな武尊山が本来の姿なのでしょう。
前には剣ケ峰山が円すい状に見えます。
剣ヶ峰山からの武尊山は
錦をちりばめた屏風のようでした。
ここからの下りは、
急坂な上に、湿った木の根がむき出しで、
脚が悲鳴をあげました。
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今年の紅葉はいまひとつな気がしますが、
新潟はもうじき里の秋が色づく頃です。
もう少し、
安近短の紅葉スポットを散策してみたいと思います。
今日の歩行時間:約6時間半。
歩数:25082歩
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最後に、何気なく撮った写真を1枚、
地味で男性的な印象のこの山の
評価が変わりました。
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end