かなりの強行軍のため
朝、明るくなったらすぐ準備をして
日の出とともに出発するという予定どおり
朝5:00に登山開始です。

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温泉の外に昨日のフランス人がいたので
挨拶をすると
温泉施設に宿泊したのではなく
野営したのだとか。さすが、
日本の山に来る外人はたくましい。
ひとりの日本人(ガイド?)と一緒に
行動するらしいので安心して
je vous laisse(お先に)
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温泉施設の間を進むと
北アルプスの3大急登に数えられた登山道は
何の前触れもなく始まりました。

いつもどおりのマイペースで登ります。
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速い人に追い越され
遅い人を追い越して
休みは1時間に1回。

ほぼ等間隔でベンチがありますが
休みの間隔に合わないので
ほとんど通り過ぎます。
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(第1ベンチ)

30分後
林の中を登り続け、花も少なく
ヤマホタルブクロ・ヨツバヒヨドリ・ミヤマキリンソウ・トリアシショウマ
などがチラホラ咲いていました。

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(第2ベンチ)

50分後
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1時間15分後
北アルプスの表銀座が少しだけ見えました。

画面中央が横通岳(2767m)
その右に東天井岳(2814m)
ここからは
写真の左下にある雲が上がってくるのと
競争です。
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登山道はよく整備され
一歩の高さのそろった階段が多く
下りは楽々でした。

ただ
階段の横幅が狭くて、
団体さんとのすれ違いには
時間がかかりました。
最近の団体さんはバッジをつけていないので
はっきり、団体さんだとわかりませんけど。
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(第3ベンチ)

1時間20分後
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だんだん同じ位のペースの人が
顔見知りになり、
登山開始から2時間後の休憩は
ちょうど富士見ベンチ(標高2200m)です。

本当に
枝の間から富士山が見えました。
(左の枝に少しかかってしまった)
右の山の塊は八ヶ岳に似ていると思ったが
方角的には南アルプスのようです。
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入道雲のような花崗岩を過ぎ
合戦小屋へのカウントダウンは
10分前から

5分前をはさんで
7:30合戦小屋に到着です。

名物のスイカは
富山からの単独登山者と分け合い
800円÷2=400円になりました。

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つづく