誰もいない飯豊本山小屋に
到着したのはその日の12:30頃で
荷物を下ろし、少し休んでから
飯豊山山頂に向かうことにしました。
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荷物を片づけていると
単独の登山者が入って来たので
挨拶すると、昨日ここに泊って、
大日岳を往復した帰りだそうで
今日は切合小屋に泊まるとのこと。
デポしたシュラフを回収し
下りて行きました。
やはり、大日岳を行程に入れると
2泊は必要ですね。
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30分ほど休んで、カメラと水を持って
飯豊本山に向かいます。

視界の右にノコギリのような
ダイグラ尾根が見えてくると

真っすぐで穏やかな道を20分で
飯豊山山頂に到着しました。
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スマホを自撮り棒で固定して
自撮りをしようとしている若者が1名います。
ザックが見覚えのある青色は
ブルーさんのものでした。
もちろん、写真撮影に協力し、
私も周りの山々を眺め、カメラに収め
時間がまだ早いので、ちょっと先の
駒形山まで足を延ばすことに。
飯豊連峰北側の全貌です。

ブルーさんは切合小屋まで下りるそうなので
ここでお別れです。
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少し下りますが、
御前坂ほどのことはありません。
振り返って

荷物は軽いし、後は小屋に泊まるだけです。
足取りも軽く、駒形山に到着です。
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間近になった
烏帽子岳・梅花皮岳・北股岳は
寄り添うように重なりました。

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左のピークが飯豊本山で
黄色いザックのイエローさんが
こちら(駒形山)に
向かってくるのが見えました。

地蔵岳の上りでは、行けるとこまでと
話していたのに、ビックリです。
御西小屋に泊まると言い
スタスタと気持ちのいい稜線の道を
歩き去っていきました。
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そうか、
気象条件がよく体力が残っていれば
御西小屋泊の手があったと
本山小屋に荷物を置いてきたことを
後悔してももう遅い。
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泣く泣く本山小屋に戻ると
1階は4名様×2組で大賑わい。
時間はたくさんあるので
私は横になって休んだり
時々外で写真を撮りました。
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飛行機雲

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夕景1・飯豊本山

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夕景2・大日岳

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夕焼けと飯豊本山

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その後も少人数の登山者が何組も入り
小屋の2階もいっぱいになりました。
夜中に起きてトイレに行くと
東と西に夜景が見え
喜多方と村上の灯りでしょう。
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翌朝
縦走する4名様と下山する4名様が
日の出前から準備を始めたので
起こされてしまいました。
私は、
下山して喜多方の常宿に泊まるだけなので
ゆっくりでよかったのですが。
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飯豊本山から先、大日岳は雲の中。

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喜多方方面からの日の出

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帰りは、薄曇りでしたので
前日ほどの写真はとれず残念ですが
その分
緩い下りの稜線歩きを堪能しました。
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大日杉分岐から地蔵岳(左奥)を見下ろして

眼洗清水から地蔵岳への100mの上りは
最後の難関になりました。
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2日間の歩数
1日目:36097歩
2日目:26030歩
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大日杉登山口<2:20>地蔵岳<1:00>眼洗清水<2:00>切合小屋<1:00>御秘所<1:00>本山小屋
本山小屋<0:40>飯豊山山頂(往復)
本山小屋<0:30>御秘所<0:50>切合小屋<1:30>眼洗清水<0:50>地蔵岳<2:10>大日杉登山口
上り合計7:40(飯豊山頂まで)
下り合計6:10(飯豊山頂から)
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2日目の歩数からすると
登山口から本山小屋まで約3万歩ですので、
御西小屋までは到達可能の範囲です。
次回はイイデリンドウの咲くころ
再挑戦したいものです。
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喜多方に向かう途中
ソバの花が満開でした

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end