予定より1時間も早く
到着した種池山荘ですが
宿泊の受付は何の問題もなく
順番に始まっていました。
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種池山荘では、新型コロナ対応として
受付には透明なカーテンがあり
室内でのマスク着用・入口での手指消毒
スリッパ・サンダルは番号で指定の物を使用。
客室は6畳に3~4人で、
使い捨ての枕・布団のカバー付き
カーテンの仕切りがあり、客室での飲食は禁止。
飲食は仕切りのある談話室のみ可。
など、かなり念入りに準備されていました。
食べる時にマスクを外す食堂が
一番危険が高いと思います。
話をするときにマスクを付けるのが
面倒ですが、仕方ありません。
(グループの冷池山荘もほぼ同じシステムです)
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ロビー(?)にスマホの充電場所があり
タイミングを逃すと
だいぶ待ちそうでした。
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余裕のある行程表にしたので
時間がたっぷりあるのに
雲が取れないので
花を探して、テント場まで
130歩、サンダルで歩きました。
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山荘の壁際には、イワハタザオが
びっしり生えていて
山荘のすぐ脇の種池にはまだ
水芭蕉が咲いていました。
ガイドブックにも記載のあった
キヌガサソウ
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ナナカマド
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その他に
ミツバオウレン
アオノツガザクラ
カエデの花など
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テント場は周囲を樹木に囲まれ
整地された平らな土に
ロープで区画されて
テントが張り易そうで
環境に左右されにくいと思いました。
混んでいると、隣との距離が気になるかも。
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夕方5時からの夕食の後に
空が晴れてきたので
登山靴を履いて、カメラを持って
外に出ました。
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山荘前から
蓮華岳と針の木岳
手前の白い点はコバイケイソウ
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爺ヶ岳
右から、南峰・中央峰・北峰
これは山荘の自分の部屋から
窓を開けて撮りました。
一番高いところにある大部屋で
3方向に窓があり
時間とともに移り変わる風景を
飽きることなく眺められます。
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爺ヶ岳方向に少し上ると
ガスに覆われましたが
薄くなるとともに
白い虹が現れました。
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そして、その下には
爺ヶ岳南峰があります。
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北の雲に浮かぶのは
鹿島槍ヶ岳です。
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時間とともに雲が引いて
冷池山荘からの登山道も
現れました。
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種池山荘に戻ろうとして
振り返ると
遠くの立山からの雲が
滝雲となって、種池山荘の脇を
滑り落ちていました。
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部屋に戻り、外を眺めながら
隣の人と山の思い出話をしていると
窓の外が夕日に染まってきました。
赤 爺ヶ岳
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つづく