山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

小田越~5合目御金蔵☆早池峰@日本百名山№65

2024-07-14 | 65早池峰(初夏)
岳駐車場を出発するシャトルバスの
始発は5:30でした。
出発時刻が近づくほどに
駐車場に車が入ってきました。
それでも広い駐車場はまだ
半分も埋まっていません。
始発のバスに登山者が順番に乗り込み
この日は2台で出発時間となりました。
朝は30分刻みの発車なので
長く待たされることはありません。
乗車時間も25分ほどで
小田越に着きました。
行程にトイレがないので
用を足してから出発するように
案内があり
トイレに行列ができました。

バス停のすぐ脇が登山口です。
気温は17℃

アオモリトドマツの森の中を
木道に従って進むとすぐに
砂利道となり

少しずつ傾斜が増して
樹高が低くなって
足元にも日差しが届きます。

始発のバスでしたから
すれ違う登山者はいません。

小田越から20分で森林限界となり
岩と緑の山肌が露になりました。

振り返ると、昨日歩いた薬師岳が
緑の裾野を広げています。

ここからお花畑が続きます。
花の百名山によれば、早池峰には
3種類のウスユキソウが生育しているそうで
これはミネウスユキソウでしょう

ヤマブキショウマ

(確認中)

キバナノコマノツメ

キンロバイ?

一番きれいな花を撮ったら
葉が隠れていて、判別不能
花びらの先端が窪んでいないので
ミヤマキンバイではないと思う

ホソバツメクサ

タカネツメクサに似ていて
がく片の形状で区別する
蛇紋岩の岩場によく見られる
ハヤチネウスユキソウ

ウスユキソウ属では大型で
茎の高さは10-20㎝になる
早池峰の固有種であり
絶滅危惧種に指定されている
黄色の部分が花で
花びらのように見えるのは葉である

たくさん咲いていましたが
3本が仲良く咲いて
一番白く見えたので
この写真を今回の旅の代表にします。


5合目の石柱

(現在の5合目よりだいぶ手前にあり)
確認中

ミヤマオダマキ

ミヤマアズマギク


薬師岳と同じ標高になり
5合目の御金蔵に到着です。

ここまで約1時間
お花畑になってから
写真を撮るのに忙しく
歩くペースが落ちました。
お花畑はつづく