日本アルプスを除く関東甲信において
最後まで残った山が八ヶ岳でした。
美濃戸まで車で入れば主峰赤岳まで
日帰りも可能ですが、
砂利道が得意な車を所有していないため
美濃戸口から歩くと
どこかで1泊が必要になります。
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今回は1泊の予定で
午前中に登山口に着けばよかったので
国道299号線メルヘン街道を通りました。
ほぼ全線がカーブの連続する山岳道路で
道の両サイドは背の高い樹木が続き
風景を堪能する余裕はありません。
北八ヶ岳の名所・白駒池は通過し
麦草峠の標識が青空に映えたので
車を止めて、写真を撮りました。
すれ違う車もなく静かです。
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少し車を進めると
展望台があったので休みます。
日向木場展望台
(ひなたこばてんぼうだい)
北アルプスに沈む夕陽が売りのようです。
行き交う車が皆、止まります。
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蓼科山
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霧ヶ峰の車山
気象観測レーダーがはっきり見えました。
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八ヶ岳は主脈がちょうど
重なるように見える位置なので
阿弥陀岳が少し外れて見えました。
AR山ナビでは
山名が少し左にずれています。
この後、表示位置を調整できることが
分かりましたので、段々と
見やすいものになると思います。
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南アルプスや中央アルプスは
山頂が雲に隠れ、AR山ナビがないと
山名同定は困難でした。
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美濃戸の別荘地の入口まで行くと
八ヶ岳の主脈が横から眺められます。
長野のトウモロコシは甘くておいしいです。
ここでは買いませんでしたけど。
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美濃戸口に到着です。
時刻は予定より早く11時でした。
ちょうど定期バスが到着。
結果論ですが
白駒池に寄ってくればよかった。
標高は1502mありますが
気温は31.2℃
日差しがアスファルトに照り返し
暑いです。
駐車料金は1日800円×2=1600円でした。
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深田久弥さんの
日本百名山より
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中央線の汽車が甲州の釜無谷を抜け出て、信州の高台に上り着くと、
まず私たちの眼を喜ばせるのは、広い裾野を拡げた八ヶ岳である。全く広い。
そしてその裾野を引きしぼった頭に、ギザギザの岩の峰が並んでいる。
八ヶ岳という名はその頭の八つの峰から来ているというが、麓から仰いで、
そんな八つを正確に数えられる人は誰もあるまい。
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つづく
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