山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

美濃戸口→北沢→赤岳鉱泉☆八ヶ岳@日本百名山№63

2023-08-16 | 63八ヶ岳(夏)
八ヶ岳山荘でトイレを借りて
林道を歩き始めると、すぐ
御小屋尾根の分岐があり

左の美濃戸(北沢・南沢)に進みます。
前方から白い車が下りてきて
すれ違ったのはベンツでした。

荒れた林道を走っても壊れないのか
余計な心配をしました。

雨が少ないので林道は
驚くほどには荒れていませんでした。

それでも、悪路で有名な
皇海山の不動沢コースへ続く
栗原川林道と
同じくらいの荒れ具合でしょう。
ちなみに、
栗原川林道は2019年の台風被害で
廃道になってしまったそうです。これで
皇海山の難易度は飛躍的に上がりました。

木製の橋を渡り
悪路は続きます。

1か所ですが
水の流れた跡なのか
道を横切る窪みがあって

回避が困難のため
最低地上高の低い車は危険です。
美濃戸口から45分で
やまのこ村に到着です。

駐車場は空きありになっていました。
美濃戸口からここまで
自転車で来ることも検討しましたが
標高差100m以上あるので
断念しました。
電動自転車ならありかも?
赤岳山荘は
すぐ隣です。

美濃戸山荘は
もう少し歩きます。

美濃戸口から50分で
北沢と南沢の分岐に到着です。

案内図にあった
硫黄岳と横岳の間の
お花畑の表示に
ほっこりします。

宿泊は行者小屋に予約を入れていたので
南沢コースが最短ですが
出発時間が少し早かったので
北沢コースで
赤岳鉱泉を目指すことにしました。
北沢コース方向には
林道が続いています。
周囲はカラマツ林が続きます。

明るい空き地と
木が密集した暗い斜面では
雰囲気が異なります。

ここまで、低山の花が咲いていて
ギボウシ・オダマキ
山ホタルブクロ

分岐から林道を50分ほどで
小さな橋があり
林道はここまでです。

沢沿いの道は
石がゴロゴロだったり

手すり付きの階段があったり
大きめの橋もあって何回か川を渡り
木道が整備されているところもあります。

花は、ソバナ・トリアシショウマなど
やはり低山の花が咲いています。
全体として
とても歩きやすいのですが
少し前に痛めた
足の指の付け根が再発し
もうじき赤岳鉱泉というのに
休まなければならないほどの
痛みになりました。


何とか分岐から2時間で
赤岳鉱泉に到着し
宿の受付で、足の痛みがあり
予約を変更できないかと尋ねると
変更可能とのことで
宿泊は赤岳鉱泉にしてもらいました。
翌日は下るだけになったので
風呂につかり

生ビールを頼んで
赤岳をにらみます。

いつも行動食にカシューナッツを
持参するのですが
こういう時はいいつまみになります。
気温は27.2℃
暑くもなく、寒くもなく
食堂

夕飯は名物のステーキでした。

こんなに肉を食べたのは
久しぶりです。
*
YAMAPによれば
合計時間 3:13
休憩時間 0:14
移動距離 7.3㎞
上り累積標高差777m
下り累積標高差49m
ほぼ標準タイムでした。
翌日は
足のテーピングを工夫して
足慣らしをし、その様子をみて
行動計画を決めることにしました。
つづく


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