白馬五竜テレキャビンのとおみ駅から
見上げても山は雲に厚く覆われて
何も見えませんが
天気予報は悪くないので
心配はしませんでした。
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登山口の高山植物園は
名残の花がチラホラ見える程度で
秋も終盤です。
とおみ駅では24.5℃だった気温は
22.2℃に下がりました。
風がないので、寒くはなく
上りには快適な気象条件です。
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植物園内の散策路の階段が
丁度いいウォーミングアップになります。
地蔵の頭が小高い丘になっていて
晴れていれば
五竜岳も見えるはずですが
この日は曇っているので
地蔵沼のある巻き道を通ります。
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木道の脇に
花の大きさが特大の
オヤマボクチが咲いていました。
この季節に花は少なく、他には
リンドウがちらほら見られました。
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地蔵の頭からの道に合流すると
歩きやすく整備された階段になり
着実に高度を上げていきます。
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青空が見えたので
AR山ナビを使いましたが
雲に隠れて
山の姿は確認できません。
この後も、雲の出入りが多く
ただ晴れているよりも
曇り続けているよりも
楽しい上り道になりました。
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見返り坂
一ノ背 髪
二ノ背 髪
と高度を上げて
登山道が平たんになると
正面の雲から
鹿島槍ヶ岳の姿が浮かびました。
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小遠見山と巻き道の分岐から
100mで
小遠見山に到着です。
アルプス平駅から1:20は
標準時間より少し速いペースです。
先客は2組いますが
広さは十分あり
この日初めての小休止とします。
休んでいる間に、雲間から
鹿島槍ヶ岳が現れました。
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ここから大遠見山までは
標高差100mほどですから
楽なものかと思ったら
下って上るを2回繰り返すので
特に、帰り道が疲れました。
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ナナカマドの紅葉は
もう少し先のものが多く
期待していただけに
残念でした。
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中遠見山の山頂は狭く
ゆっくりできませんが
再び、鹿島槍ヶ岳が現れました。
ここが、カクネ里の正面でしょうか。
カクネ里は
平家の落武者が住んだという伝説の地で
万年雪の雪渓は氷河と認定されました。
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中遠見山からは急な下りで
その後に上り返します。
帰り道にこの中遠見山への上りが
きつかった。
ただ、紅葉は少しずつ
濃くなってきました。
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空の晴れ間も広がってきて
秋の山らしくなってきました。
鹿島槍ヶ岳も雲がとれて
カクネ里の全貌と
北峰の奥に南峰も見え始めました。
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大遠見山に近づくと、前方に
五竜岳が、いかつい姿で現れ
まだ先は長いようです。
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小遠見山から1:30で
大遠見山に到着です。
と言っても、巻き道にある
小さな広場に標柱があるだけです。
時間はお昼に近くなり
気温は27℃まで上がってきました。
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上りの前半は早めのペースですが
後半はバテて帳尻を合わせる
いつものマイペースに
なりそうです。
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つづく
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