
上高地バスターミナルから槍沢ロッジまで
ガイドブックによれば
歩行距離14km、4:50の行程です。

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出発してすぐに
観光客でにぎわう河童橋です。

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昭和31年(1956年)には男性客がほとんどで
奥に見えるのは焼岳
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無舗装の林道をまっすぐ進むと
1時間で明神に到着。

観光客や登山者は大勢います。
天気予報は曇り時々雨で
あまりよくはありません。
今のところ
山の稜線は雲に隠れ
ひたすら歩くのみでした。
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その後は少し梓川から離れますが
再び川に近づいたところで
前方が見通せました。
AR山ナビというアプリで
山の名前を調べます。
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ARとは
Augmented Reality(アグメンティッド・リアリティ)
現実世界を立体的に読み取り
仮想的に拡張する技術のことで
拡張現実とも呼ばれています。
このアプリは無料で使えて
スクリーンショットを記憶できるので
今まで山の名前を調べるのに費やした
多くの時間が不要になりました。
表示される山の数も調整することができます。
使いこなせている訳ではないので
うまい方法があるのかもしれませんが
歩いていると
現在地が自動で変わらず
山の名前が左右に少しズレるのが不満です。

この写真は山の名前が少し左にズレています。
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林道はやがて徳澤園に至ります。
その手前のテント場は
カラフルなテントが並んでいます。

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昭和31年のテント場は
白黒写真で申し訳ありませんが

同じような形のテントが並んでいます。
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徳澤園の建物は形がそっくりですが
塗装色はシックになりました。
2023年

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昭和31年(1956年)

ここで12時となり、昼食タイムです。
配られた弁当をいただきました。
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林道は続きます。
屏風ノ耳に至る新村橋は
両岸の支柱が残るのみで
通行はできません。
工事のためのショベルカーが
向こう岸に見えました。
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徳沢から1:10で横尾に到着です。
横尾山荘は67年前の面影はなく
立派な建物になりました。
2023年

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昭和31年(1956年)

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ここで涸沢に至る横尾大橋を分けると
すれ違う登山者は減り
やがて道が狭くなり
本格的な山道となります。

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もうすぐ槍の穂先が見える槍見河原
ということで
AR山ナビで方向を確かめると

まだ、だいぶ左のほうで
雲がかかっているので
結局、見ることはできませんでした。
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一ノ俣・二ノ俣にかかる橋を渡ると

少し傾斜が増して
休憩した広場の脇に
アカバナイチヤクソウが
きれいに咲いていました。

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もうすぐ槍沢ロッジという
案内板に励まされて
程なく槍沢ロッジに到着です。

横尾から休憩時間を入れて
2時間かかりました。
これで1日目の行程は終了です。
天気予報は大当たりです。
曇り時々雨。
ただ、ザックにレインカバーをした程には
強い雨が降り続くことはありません。
レインウェアも着用せずに済みました。
気温は、槍沢ロッジで17.7℃。
涼しくて動きやすい1日でした。
2日目の天気予報も同じようなもので
展望はあまり期待できません。
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この日の
YAMAPの活動データによると
合計時間は5:48・休憩時間0:58
正味行動時間は4:50
これはほぼ標準タイムと同じ。
ツアーですので休憩時間は多めです。
ちなみに
移動距離は14.4㎞
累積標高差:上り500m・下り184m
あまり下った記憶はありませんが。
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槍沢ロッジの部屋は
男性5人で相部屋の1室で
石鹸は使えないけれど風呂もあります。
泊まったのは別館の1階で
トイレがすぐ近くにあったのが
便利でした。
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つづく
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