「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」

2007年02月16日 12時22分05秒 | 映画
 
 1999年のバブル崩壊を防ぐため、広末涼子の演じる真弓が

 タイムマシンで17年前の日本へ飛ぶ というコメディです。

 ドラム式洗濯機の 開発をしている途中、偶然に洗濯機がタイムマシンに

 なってしまうという かなりハチャメチャな設定です。 (^^;)

 前半のストーリー展開は 真弓の目的のための 行動が弱くて〔*注〕、

 やや かったるい感じがしましたが、

〔*注:シナリオ用語で、「貫通行動」 「超目標」 といいます。 (^^;) 〕

 バブル真っ盛りの17年前と 現在とのギャップに 驚く人物達の、

 ドタバタを面白く観られます。

 バブルに浮かれていた 当時の人たちの姿が描かれますが、

 σ (^^;)個人的には いつでもビンボーなので、

 17年前も今も 経済状況は変わりません。 (^^;)

 真弓は 大蔵省の下川路(阿部寛)と 絡み合いながら、

 次第に超目標へと 向かっていきます。

 意外な事実も発覚して 一興です。

(それにしても 阿部寛は、若い時はかっこいいだけで なんの芸もありませんでしたが、

 今は実力を備えた 渋い存在感のある 役者になりましたね。)

 山場のアクションは ちょっと無理がある所もありましたが、これはご愛嬌。

 落ちもしゃれていて 満足できました。

 タイムマシン物では 理屈的に絶対 矛盾が出てくるんですが、

 それには目をつぶります。

 好調な日本映画の 一角に位置する作品でしょう。
 
コメント
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