「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

心子の月命日

2007年02月17日 20時08分15秒 | 心子、もろもろ
 
 今日は 心子の月命日でした。

 いつものように 墓前の彼女に会ってきました。

 4日後の 2月21日は 彼女の誕生日で、

 また 拙著「境界に生きた心子」の 発刊日でもあります。

 その日に行きたいとも 思ったのですが、当日は用事があるため 今日にしました。

 いつもの駅前の花屋さんで、心子に供える 鉢物の花を買っていきました。

 花屋さんでの会話。

「 21日は 彼女の誕生日なんですよ。」

「 へえ、いくつになるんですか?」

「 43才かな。 亡くなったのは 36才で。」

「 そうですか。」

「 マリリン・モンローと ダイアナ元妃も 境界性人格障害だったんだけど、

 みんな 享年36才なんですよ。」

「 え、ほんとですか? 

 偶然とは思えないです。 何かあるんですかね?」

「 まぁ、ボーダーは若い女性に多いから、そのくらいの年令になるのかも……」

「 でも 同じ年っていうのは 偶然じゃなくて、

 何かあるとしか思えないですね。」

「 太宰治とか 芥川龍之介とか 昭和初期頃に自殺した 小説家は、

 みんな三十代 後半なんですよね。

 太宰治も ボーダーだったんだけど、

 そのくらいの年令は 何かあるのかもしれないですね。」

「 ふ~ん……」

「 尾崎豊も ボーダーだったんですよ。

 みんな壮絶な死に方だったけど、素晴らしい才能を持ってた。」

「 彼女はどうだったんですか?」

「 うん、記憶力がものすごく いいとか、

 何でもできてしまうという ところがありましたね。

 資格も一杯 持ってたりとか。

 僕の本にも 書いてありますよ、彼女のいろんな特殊な能力。(笑)」

 などと まあ、他愛ない会話ですが、拙著のアピールもしてきました (^^; )。
 

 お墓に着くと、先月と先々月の鉢の花も まだきれいに咲いていました。

 今日のふたつの鉢も合わせて 5つの花々で飾られ、

 心子の前が 色とりどりの花びらで にぎやかになりました。 (^- ^)

 数日早い 誕生日のお祝いです。 (^^)
 
コメント
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