( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/45330439.html からの続き)
「弁証法的行動療法」 の中心技法として書いた 「マインドフルネス」 のことが、
下記の本にも 書いてありました。
「 自傷行為と つらい感情に 悩む人のために
--ボーダーライン・パーソナリティ障害 (BPD) のための
セルフヘルプ・マニュアル-- 」 (誠信書房)
この本から 「マインドフルネス」 を紹介してみましょう。
「マインドフルネス」 は、うつや痛みなど 広い問題を抱えた人を
サポートするものとして 指導されています。
禅の呼吸法を取り入れて、自分の感情などを ありのままに見つめるスキルです。
不快な感情が起きてきたとき、次の5つのステップで その感情に向かい合います。
(1)感情を見きわめる
(2)その感情とともに留まる
(3)感情を鎮める
(4)感情を解放し、手放す
(5)じっくり見つめる
まず第一のステップです。
起こってきた感情のままに 行動化したり、目をそむけたりするのではなく、
自分の呼吸に意識を集中して 感情を一心に観察します。
それが一体 どんな感情なのか見極め、怒りなのか 悲しみなのか 恐れなのか、
名前を付けることによって 正確につかみ、理解します。
感情を それが生じてくるままに 受け取ることがマインドフルネスです。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/45435279.html