( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/45852418.html からの続き)
心子もカウンセラーとして、自分のクライアントが 死にたいと申し出たとき、
それを打ち消しは しなかったそうです。
「 本当に死にたいときは 死ぬなとは言いません。
ただ 今日一日だけ 生きてみて。
もし明日 死ななかったら、もう一日 生きてみよう。
そうしたら また 生きられるかもしれない。」
クライアントは 自分の気持ちを 分かってもらえたと感じると、
かえって 一命をつなぎ止めるといいます。
カウンセラーは 本当の苦しみや悲しみを 知っていなければできないと、
心子は言っていました。
常日頃 周りに気を遣って 生きているのだから、
せめて死ぬときだけは エゴイストでもいいのではないか とも言っていました。
僕は、苦しければ死んでもいい とは言いません。
人は試練のなかからこそ、結実したものを 体得していくことができるものです。
安易に自殺に走るのは 論外だし、
命の重みを かみしめられない人に 自殺傾向も見られるようで、
生きることの真価を 知ってほしいと思います。
しかしながら、死を選択せざるを得ないほどの 苦しみというものも、
やんぬるかな 存在すると思うのです。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/45889711.html