( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/46329185.html からの続き)
自由、家族、真実。
ひとつのダイヤを取り巻き、三者三様の目的に向かって 彼らは動き始めます。
時には力を合わせ、時には相手を騙し 利用し、虚々実々の戦い〈conflict〉です。
(これが この映画のコピーとなっている 5つ目の 「c」 です。
つまり、ダイヤモンドの価値を決める 4つの 「c」
「色〈color〉」、「カット〈cut〉」、「透明度〈clarity〉」、
「カラット〈carat〉」 の、次の 「c」 だそうです。)
政府軍,反政府軍が交錯する 凄まじい銃弾をかいくぐりながら、
三つ巴、四つ巴の攻防は スリリングでサスペンスフルです。
家族のためなら いかなる犠牲も惜しまない ソロモン。
自由のために 命さえかける アーチャー。
強大な闇の世界を前にして 無力なジャーナリストの立場を 打破したいマディー。
やがて彼らの間に 例えようのない 友情や愛情が生まれてくるのです。
そのラストは感動的でした。
レオナルド・デカプリオは 前作 「ディパーテッド」 に続き、
裏世界の悪役を 渾身の力を込めて 熱演しています。
ゴールデン・グローブ賞で 史上初の主演男優賞Wノミネートも 頷けます。
「タイタニック」 から 力強く成長したといえます。
「ラストサムライ」 の監督・エドワード=ズウィックの メッセージは、
強烈な真実で 心を動かされるものでした。