「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

朝青龍、行くかた

2007年08月31日 22時14分30秒 | Weblog
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49821728.html からの続き)

 今まで 朝青龍問題については、診断の件に絞って 書いてきましたが、

 あまりにも出来事が いい加減な方向へ 拡散してきてしまったので、ちょっとだけ。

 これからの全責任を持つと 大見えを切った高砂親方ですが、

 同行の本田医師と共に 早々に帰国してきてしまいました。

 お目付役のはずだったのに、果たして何を じっくりと視察して、

 今後の治療体制などを 確実に確認できたのか 甚だ疑問です。

 温泉や泥が 「医学的治療」 なのか? 

 解離性障害という診断名もない モンゴルで、その治療ができるのか? 

(解離性障害かというのは 全く疑わしいですが、協会は診断を信じているわけで。)

 スポーツジャーナリストの二宮清純が 言っていましたが、

 高砂親方は協会の広報部長なので、モンゴル人たちの誤解を 解いてくるべきだったと。

 相撲協会が朝青龍を迫害している かのように思われているが、

 もしモンゴル相撲の横綱が、相撲をさぼって 日本でサッカーをしていたら

 一体どう思うか、

 朝青龍は公人として 職場放棄をしたのだから、ペナルティは当然なのだ

 ということを、理解してもらわなければいけなかった。

 相撲協会も公益法人なので、普通の企業以上に 情報開示と説明責任があるのに、

 1度も顔を出していない 北の湖理事長はじめ、

 組織としての無力さと 空洞化を露呈しています。

 残念ながら すっかり信用を失ってしまいました。

 朝青龍が最初に 一言謝っていたら、

 こんな混乱した 国際問題にならなっただろうに……。
 
コメント
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