「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「境界に生きた心子」 再出版の可能性

2008年05月17日 23時09分14秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 今日は 心子の月命日。

 例によって お墓参りに行ってきました。

 苦しい思いをしている ボーダーさんたちのことも祈りました。

 心子の心が届いて、少しでも辛さが 和らぎますようにと……。

 それからもうひとつ、「境界に生きた心子」 の 再出版のことも祈ってきました。

 拙著の再出版の道を  探っていましたが、実はもしかすると、

 某出版社から 商業出版ができるかも知れないという 可能性が出てきたのです。

 もちろん まだ未定ですし、どうなるか 全く分かりません。

 でも もしも実現したとしたら、新風舎のときの 「共同出版」 とは違い、

 出版社の企画,費用で、通常の本と同じに 出されることになります。

 拙著は発刊されてから もう3年以上になりますが、

 本というものは普通、出てから時間が経つと どんどん売れなくなります。

 でも 「境界に生きた心子」 は Amazon を見ている限り、

 本当に幸いなことに 今でもコンスタントに売れています。

 ボーダーの人が だんだん増えてきて、需要が 高まってきているのかもしれません。

 そして今年1月に 新風舎倒産問題が起きてからは、

 何故か むしろ売上が伸びています。

 5月になって 少し落ち着いてきた感がありますが、

 4月までは 連日のように購入されていました。

 どういう原因か よく分からないのですが、非常にありがたいことであります。

 ボーダーの当事者が 書いた本は少なく、

 特に パートナーの立場で書かれた本は ほとんどありません。

 そんな意味でも、拙著は存在価値があるのではないか と愚考するのですが。

 ボーダーの人は これからも増えるでしょうし、関わる人も 多くなっていくでしょう。

 何とか 拙著がまた新たに 生まれ変わって、世に出ることを願っています。

 商業出版がだめでも、共同出版でも何でも、

 とにかく 心子の心が これからも人々に届いていくことを 求めていきます。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/54322999.html
 
コメント (2)
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