「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

自分を大切に (パワーツール〈1〉) --ランディ・クリーガー氏講演会 (7)

2008年10月09日 20時33分32秒 | ボーダーに関して
 
(前の記事からの続き)

◎ 5つの有効な手段 (Power tools) ◎

◇自分自身を 大切にする

・BPDの家族は疲れ果てて 何も感じてくなってしまう

 やる気がなくなる. 絶望する

 頭痛, うつ, パニックなどに 圧倒されているときは、 人のケアはできない

 自分で枠づけをしないと 流されてしまう

・友人や地域と つながりを作って、孤立しないようにする

 離れていた人と 連絡を取るのもいい

・BPDは障害である と理解し、自分が悪いと考えない

 心配して おろおろするのではなく、問題解決する行動に 結びつける

 罪悪感は贅沢である. そのエネルギーがあるなら 他に使う

(罪悪感など 感じてる必要はない

 そんなことより もっと他に するべきことがある)

 罪悪感を許して、 前向きに考える

 怒りは 変化が必要だというサイン. 安全に表現すること

・受け入れる練習をする

 悪いことだけでなく、 いいことに目を向ける

 最悪の状況で 上を見上げる. “上から下へ ではなく、 下から上へ”

・笑う, 寝る, 動く, 呼吸法 …… 身体的問題も解決する

(次の記事に続く)
 
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