「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「境界に生きた心子」 の表紙 (1)

2008年10月24日 22時20分54秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 新風舎版 「境界に生きた心子」 の表紙を、 僕はとても 気に入っていました。

(ブログ・プロフィールの画像。

 「ごあいさつ」 の記事に 表紙の画像があります。

http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/16276477.html )

 イラストレーターの人は、 林真理子や唯川恵の本の 表紙を描いている人で、

 この人に描いてもらえたのは 奇跡に近いと、

 当時 担当の編集者が言っていました。

 もしできれば 星和書店版でも、

 新風舎版のイラストを そのまま使ってもらえたらと 期待していました。

 でも社長は 新しい表紙にしたいという意向で、

 その方向でいくものだと 思っていました。

 ところが先日、 僕の希望を尊重し、

 新風舎版のイラストで いくことになったという 連絡がありました。

 僕としては とても嬉しいことでした。

 ただし 新風舎版のイラストレーターの 許可を得なければなりません。

 倒産による再出版 というケースは例外的なものの、

 同じ内容の本なので、 多分大丈夫だろうと 考えていました。

 イラストレーターの人に連絡してみると、

 イラストは 新風舎との契約だったので、

 星和書店とは 別の問題と考えており、 再使用は流用になるため、

 お断りしてよいでしょうか というお返事でした。

 また、 できれば似たタッチで 描き直すことも控えてほしいと。

 こちらの紳士的な対応に 感謝するとしたうえで、

 非常に丁寧な言い方でしたが、 自らの著作権を守る 毅然とした姿勢でした。

 イラストレーターは 著作物を流用されたり、 盗用されることも多く、

 著作権侵害と対峙していかなければ 存在自体が危うくなってしまうそうです。

 特にネットの世界では そうでしょうし、 どこまでが許されて

 どこからが許されないのか、 曖昧で難しいところも あると思います。

(次の記事に続く)
 
コメント
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